2022-04-08

[BfR]海水魚のシガトキシン:洗練された検査戦略が魚中毒を検出可能に

Ciguatoxins in marine water fish: Sophisticated testing strategy enables the detection of fish poisoning toxins

04.04.2022

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2022/11/ciguatoxins_in_marine_water_fish__sophisticated_testing_strategy_enables_the_detection_of_fish_poisoning_toxins-294299.html

海鮮料理を食べた後のシガトキシンによる中毒は、ドイツではまだまれである。しかしながら、この病気はシガテラと呼ばれ、世界中にごくありふれた非細菌由来魚介類中毒の1つである。世界の海からの魚介類の世界貿易拡大を背景として、ドイツで将来シガテラ中毒の事例が増えることが予想できる。2012年以降、ドイツで繰り返されるシガテラアウトブレイクにより、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)のマリンバイオトキシンモニタリング国立標準検査室は、魚の原産国がわからない場合でも、魚のシガトキシン検出の新分野を開拓するよう促された。「私達の検査戦略は2つの手法に基づいている」と科学者であるDorina Bodi博士は述べた。「最初に、私達は高感度の細胞でのスクリーニングテストを使う、これは多数の疑わしい魚介類サンプルの迅速な検査を可能にする。この検査は、対象となるシガトキシンの毒性影響を選択的に検出する。サンプルが陽性だった場合、シガトキシンは、液体クロマトグラフィーと質量分析を結合させた(LC-MS/MS)現代的な機器分析で化学構造に基づいて決められる。この新しい検査戦略は生鮮や冷凍の魚のサンプルの検査用だけに開発されただけではなく、調理済み(料理済み)魚や干し魚にも適している。すでに2017年に発生したシガテラアウトブレイク事例を解決してその価値を証明している:シガトキシンが同じバッチの魚の冷凍生魚に明確に検出された。

論文へのリンク

誤表示の輸入魚に由来するドイツの食品安全リスク:シガテラアウトブレイク遡及、毒素の解明、公衆衛生への影響

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmars.2022.849857/full

BfRの科学者達は、影響を受けた連邦州機関と共に、研究プロジェクトで2017年のドイツにおけるシガテラアウトブレイクの詳細を明らかにした。検査戦略から、このアウトブレイクは西大西洋で捕れた誤表示の2つのバッチの冷凍魚が原因だったことが証明された。米国食品医薬品局(FDA)により、シガテラに罹患した人々が摂取した調理済魚料理の食事の残りにシガトキシンが存在する証拠が見つかった。 BfRは問題のバッチの1つから調理されていない魚のサンプルにシガトキシンを検出した。

商業的フードチェーンに沿ってバッチを追跡する際に、ライブラリーに保管された魚種の遺伝物質と魚のサンプルの遺伝物質を比較し(DNAバーコーディング)、魚種は表示されているL. malabaricusではなくLutjanus boharだったことが明らかになった。魚種L. boharはシガトキシンを運び、シガテラ中毒の原因となり得ることが知られている。

シガトキシンは世界中の海の熱帯および亜熱帯海域の特定の微細藻類により生成される。そのような藻を食べる特定の魚種は食べ物からこれらの有害物質を吸収し、自身は毒素に悪影響を受けることなくそれらを内臓や筋肉に保存する。シガトキシンは哺乳類、すなわちヒトに毒性が高いため、ナノグラム範囲のごく少量でもシガテラと称される健康障害を引き起こすのに十分である。

2017年のシガテラアウトブレイクの調査は、イタリアのフェデリコ2世ナポリ大学と共同でマリンバイオトキシンモニタリング国立標準検査室の博士論文の一環として実施された。原因となった魚種に関する知見は、食の信憑性、特にグローバルなフードチェーンに沿った食の安全性の重要性を強調している。

温暖な海域の魚種はますます多くEUに輸出されるため、シガトキシンの調査は中毒事例の明確化のために非常に重要である。シガトキシンの検出と影響した魚種の同定とを組合わせて、輸入業者、機関、消費者にシガトキシン中毒の意識を高めることができる。これを基にして、シガトキシンを含む高いリスクのある海水魚種の輸入を避けるための適切な手段を開始できる。この研究でBfRが使用した検査戦略は、このようにして消費者保護に決定的に貢献している。

 

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課

2022.3.25~2022.3.31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43254

2022.3.18~2022.3.24

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43253

 

[MFDS]青少年の高カフェイン飲料の摂取を減らすモデル事業

食生活栄養安全政策課 2022-04-01

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46272

□ 食品医薬品安全処は青少年の高カフェイン飲料*の過剰摂取を予防するために、コンビニ業界とともに飲料陳列台に「摂取注意」文面を表示するモデル事業と、高カフェインの副作用に対する正しい情報を提供する広報を実施する。

* 高カフェイン飲料:100 ml当たり、カフェイン15 mg以上を含有した飲み物

○ 今回のモデル事業は青少年の高カフェイン飲料の摂取率が大きく増加*し、カフェイン過剰摂取による副作用と青少年自ら摂取を減らす必要性を知らせるために用意した。

* 中・高学生、高カフェイン飲料週3回以上摂取率(%):(’15)3.3 →(’17)8.0 → (’19)12.2(青少年健康行動調査、疾病管理庁)

* 青少年高カフェイン飲料主購入場所:コンビニ91%、スーパー5%、カフェなどその他4%(’20、食薬処)

□ 今回の事業には、GS25、CUなど5個のフランチャイズコンビニが参加して、「カフェイン過多摂取注意」文面表示・決済画面に「カフェイン摂取減らすこと」ポスターを送信・オンラインクイズイベントなどを実施する。

<添付>

1.陳列台注意文面表示および広報ポスター

2.クイズ参加イベント案内文

 

[MFDS]生活中の「有害物質統合リスク評価」の結果発表

食品危害評価課 2022-04-01

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46271

□ 食品医薬品安全処、食品医薬品安全評価院は、私たちの日常生活で人体に影響を及ぼす可能性があるパーフルオロ化合物、ホルムアルデヒドなど化学物質の合計13種*に対する「統合リスク評価」を実施した結果、国民の体内総暴露量は有害影響の懸念がないレベルであることを確認した。

○ 今回の統合リスク評価は既存製品中心の断片的な評価ではなく、実際の生活の中で食品、化粧品、生活用品など多様な製品と環境など、あらゆる経路を通じて吸収される量を総合的に算出して行った。

□ 評価対象は、▲食品包装材などの原料であるパーフルオロ化合物2種(PFOA, PFOS)、▲建築材料などの保存剤で使われるホルムアルデヒド、▲食品の製造・調理・加工中に生成される多環芳香族炭化水素8種(BaP, Chry, BaA, BbFA, BkFA, DBahA, IP, BghiP)、▲電子機器などの難燃剤で使う臭素化合物、▲洗剤類などの界面活性剤であるノニルフェノールなど13種である。

○ 評価方法は、暴露経路(吸入、経口、皮膚)と多様な暴露源(食品、化粧品、衛生用品、工業製品、生活化学製品、環境要因)の汚染度データを分析して、物質別に体内総暴露レベルを算出し、これを物質別人体暴露安全基準*と比較したり、暴露マージン**を確認する方式で進めた。

* 人体暴露安全基準:生涯暴露しても有害影響の懸念がないと判断される暴露量

** 暴露マージン:毒性が観察されない値などを暴露量で分け、物質別特性に基づき現在の暴露レベルが十分な安全域を確保しているか判断

< 化学物質13種に対する統合リスク評価結果 >

○(パーフルオロ化合物(2種))PFOA、PFOS などパーフルオロ化合物の体内総暴露量(0.76~1.64 ng/kg bw/day)は、人体暴露安全基準*と比較して人体に有害影響の懸念が低いことを確認(13.3~56.7%)した。

* 人体暴露安全基準:(PFOA)2.94 ng/kg b.w./day, (PFOS)6 ng/kg b.w./day

- 主な暴露源は、食品(90%以上)で、水、ほこりなど環境による暴露は低く、農畜産物に比べて相対的に水産物に主に蓄積されており、多様な食品をまんべんなく摂取する食習慣が暴露を減らす良い方法になる。

* 食品別汚染度:(水産物)1.28 μg/kg、(農産物)0.04 μg/kg、(畜産物)0.02 μg/kg

○(ホルムアルデヒド)ホルムアルデヒドの体内総暴露量(10.17~22.54 μg/kg b.w./day)は、人体暴露安全基準(150 μg/kg b.w./day)と比較して0.1~0.2%レベルで、主な暴露源は食品(97%以上)だったが、体内代謝過程で速やかにギ酸に分解されて排泄される。

○(多環芳香族炭化水素(8種))多環芳香族炭化水素の体内総暴露量(14.98~42.64 ng/kg b.w./day)は、人体暴露安全基準がなく毒性の出発点(490 μg/kg b.w./day)を根拠に暴露マージン*を確認した結果、10,000以上で有害影響の懸念が低かった。

* 暴露マージンは毒性出発点(最大無毒性量、ベンチマーク用量など)を人体暴露量で割った値

- 多環芳香族炭化水素は食品を製造・加工または調理過程で非意図的に生成されることがあり、暴露源は食品(96% 以上)で、調理するときに、焼くより煮る調理法を使えば暴露を減らすことができる。

○(臭素化合物、ノニルフェノール)臭素化合物、ノニルフェノールの体内総暴露量(0.03~4.69 ng/kg bw/day, 0.10~0.25 μg /kg bw/day)は、人体暴露安全基準がなく毒性出発点*を根拠に暴露マージンを確認した結果、1000以上で有害影響の懸念が低かった。

* 臭素化合物毒性出発点:(BDE-47)1 μg /kg b.w./day,(BDE-99)60 μ g/kg b.w./day、(BDE-153)83 μg/kg b.w./day、(BDE-209)50 μg /kg b.w./day

* ノニルフェノール毒性出発点:10 μg /kg b.w./day

- ただし、臭素化合物は乳・幼児の場合、ほこりが総暴露の約80%以上を占めるので、ほこりがついた手や物を口に入れる行動のためであると分析されるので、家庭では室内換気や掃除などをすれば暴露を減らすことができる。

- ノニルフェノールは洗剤類などの界面活性剤として使用されており、土壌などに蓄積され、移行された食品の摂取が主な暴露原因と推定されており、継続的なモニタリングが必要である。

食薬処は今年「人体適用製品のリスク評価に関する法律」(’22.1.28.)が施行されたことにより、社会的問題が提起されたり、評価結果に基づいて持続的な評価が必要な有害物質などについて、5年ごとに基本計画を策定し体系的にリスク評価する計画である。

<添付>

1.主要用語解説

2.13種化学物質の暴露評価結果要約表

3.13種化学物質略語

 

[MFDS]食薬処、食品売場の「冷蔵庫ドアの設置」本格施行

食品基準課 2022-03-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46269

□ 食品医薬品安全処は、大型マート・コンビニなどの食品売場で冷蔵食品を陳列・販売する為に使用される開放型冷蔵庫に、ドア設置を拡大する内容の「冷蔵庫ドア設置」モデル事業を本格的に施行する。

○ 食薬処は冷蔵温度を安定的に維持して食品の安全を向上させて、不要な冷気流失を防止して、省エネルギーと炭素中立(カーボンニュートラル)を助けるために「冷蔵庫ドア設置」モデル事業を今年から推進する。

<冷蔵庫ドア設置効果>

(食品安全)冷蔵食品を10℃以下で安定的に保管することで品質と安全性向上

※(例示)豆腐が15℃程度で5日間暴露すると細菌が約1億倍(1.2×108)で急激に増殖することを確認

<添付> 「冷蔵庫ドア設置事業」関連Q&A

 

[MFDS] [報道参考] パキスタン産その他塩に対する輸入者検査命令施行

輸入検査管理課/輸入流通安全課 2022-03-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46264

□ 食品医薬品安全処はパキスタン産その他塩*の不溶分** 項目に対して、輸入者が自ら安全性を立証すれば国内に輸入・流通できるようにする「検査命令」を3月31日から施行する。

* その他塩:岩塩、湖塩など海水以外の自然物で得た塩化ナトリウムが主成分である結晶体を、食用に適合するように処理したり、類型が異なる食塩を混合するなどの方法で製造した食塩

** 不溶分:塩を溶かして濾過・乾燥後、その重さを測定することで溶けない不純物測定(規格:0.15%以下)

√検査命令とは?

- 「輸入食品安全管理特別法」第22条により有害物質が検出されたり、不適合が繰り返し発生する輸入食品などを選定して、輸入者自ら食薬処長が指定した試験・検査機関で精密検査を受けて適合した場合にだけ輸入申告をするようにする制度

√ 運営現況

- 現在、中国産香味油など16品目(’22.3月基準)に対して検査命令対象に指定して運営中

○ 今回の検査命令は「ヒマラヤピンク塩」という名称で国内で流通するパキスタン産その他塩に対する通関検査の結果、不溶分項目で繰り返し不適合が発生しているため、輸入者の安全管理責任を強化するための措置である。

* パキスタン産その他塩輸入量:3,289トン(’21~’22.2.)

○ 検査命令以後、パキスタン産その他塩を輸入・販売しようとする営業者は、食薬処長が指定した食品専門試験・検査機関に該当製品の検査を依頼した後、その結果(試験成績書)を輸入申告時に管轄地方食薬処に提出しなければならない。

<添付>  輸入食品など検査命令運営現況

 

[MFDS]海鮮蒸し物の中のホヤはシロボヤだったの?

農水産物安全政策課 2022-03-30

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46263

□ 食品医薬品安全処は春になると太って栄養成分が多くなるホヤと、味と形は似ているが低価格で多く愛用されるシロボヤ(正式名称:シワホヤ)について調べ、簡単に区別する方法と購入時の注意事項などを案内する。

< 形態学籍特徴 >

○ ホヤはシロボヤよりも長い楕円形で、一端が袋と殻で覆われているが、大部分の表皮を剥がした黄褐色の滑らかな状態で流通している。

- シロボヤは袋がなく全身が明るい黄褐色で、表面はデコボコした突起で覆われていて不規則なシワがある形態で、別途処理なしでそのまま流通している。

< 栄養成分 >

○ ホヤとシロボヤは、ともにカロリーが低くビタミンBの一種である葉酸、ビタミンC、ビタミンE、鉄分などのビタミンとミネラルが豊富で、不飽和脂肪酸であるEPA、 DHAなどを多く含有し、カロチノイド系抗酸化物質とタウリン、アスパラギン酸などアミノ酸が豊富な食品である。

< 食材料活用 >

○ ホヤは「シンチアノール」という不飽和アルコール成分の香りがあり、すっきりした味を出すために海産物料理に必須材料として活用されている。

- シロボヤは体液が少なく味と香りがホヤより少ないが、低価格でコリコリとした食感のためホヤに代えて各種料理に使われている。

< 生産時期 >

○ ホヤは3~5月が旬で、シロボヤは9~12月が主な生産時期だが年中味わうことができる。

< 購入法 >

○ ホヤは黄褐色が鮮明で、大きさは小さくても胴が丸々していて、特有の香りが強いものを選んだ方が良く、シロボヤは皮が堅くて弾力があり、粒が太くて大きい方が香りが強くて味も良い。

< 手入れの方法 >

○ ホヤの中はそのまま使用すると、内臓と一緒に海水、体液による塩味で料理の味が変わることがあるので、ナイフで皮を分けて内臓と砂などを除去して流水で軽く洗って使用する。

- シロボヤは塩を多めに振りかけた後、軽くこすったり、ブラシで殻に付いた異物を洗い落として、きれいな水で3、4回すすいだ後に使用する。

<添付>

1.ホヤおよびシロボヤの生産量

2.ホヤ類区別法カードニュース

 

[MFDS]ナトリウムを減らす方法!実践飲食店を利用してください

食生活栄養安全政策課 2022-03-30

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46262

□ 食品医薬品安全処は健康的な外食文化を作るために、ナトリウムを減らしたメニューを運営する飲食店に指定する「ナトリウム減らす実践飲食店」*(以下実践飲食店) 263ヶ所を追加指定した。

○ 国民の24.9%が一日一食以上を買って食べるなど外食利用が増加することにより、食薬処はフランチャイズ産業協会と協力し実践飲食店を指定して、現在まで1,084ヶ所が運営中である。

□ 今回、新規に指定された実践飲食店は、一食の食事代用でナトリウム含有量が比較的高いピザ、国民嗜好食品であるチキン(炭火焼き・フライド)と、好みによって塩を加味する豚の腸詰めスープなどを販売するフランチャイズ加盟店。ピザと豚の腸詰めスープはナトリウム含有量が低い原材料を使用して、ソース・味付け調整などをして塩分を下げ、チキンは鶏を塩で下味を付ける方法を改善し、塩分が低いソースを開発してナトリウム含有量を調節した。

<添付>

1.ナトリウム減らす実践飲食店概要

2.ナトリウム減らす実践飲食店参加フランチャイズ業者

 

[MFDS]食品中のヘキサクロロブタジエン(HCBD)安全なレベル

汚染物質課 2022-03-30

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46261

□ 食品医薬品安全処、食品医薬品安全評価院は、国民の日常生活の中で食品摂取によるヘキサクロロブタジエン(Hexachlorobutadiene, HCBD)の暴露レベルを評価した結果、人体に有害影響の懸念がない安全なレベルであることを確認した。

○ HCBDはプラスチック製品の中間物質、工業用洗浄剤、農薬などに主に使用された物質で、動物試験で腎毒性を誘発する事例があり、2018年に国内で残留性有機汚染物質*(POPs)に指定され生産・使用が禁止された。

* 残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants):毒性、生物濃縮性、長距離移動性の特性を持った物質で、環境部が「残留性汚染物質管理法」によって産業用物質、農薬など30種の物質を残留性汚染物質と指定・管理

○ 残留性有機汚染物質は食品・環境など多様な経路で人体に暴露する可能性があり、特に食品摂取が主な暴露経路で知られている。

- これにより評価院は、食品摂取による残留性有機汚染物質の人体影響を評価して食品安全管理の根拠資料として活用するために、2009年から残留性有機汚染物質の汚染度調査と暴露量評価を持続的に実施*していて、今回(’20~’21年)、HCBDに対する調査・評価を実施した.

* 2009から評価院はDioxin, PCBs, PBBsなど汚染度調査・暴露量評価関連研究事業実行

□ 評価院は国内流通食品86品目609件(農・畜・水産物、加工食品)を対象に、HCBDの汚染度を調査して暴露レベルを評価した結果、耐用一日摂取量(TDI)対比0.1%未満で有害影響の懸念がない安全なレベルであることを確認した。

○ 調査対象は、▲国民一日摂取量が高い品目*、▲評価院研究事業(’17~’19)で確認された残留性有機汚染物質に対する汚染度・暴露量が高い品目、▲国内外マスコミで残留性有機汚染物質検出事例が報道された品目などを選定した。

* 国民健康栄養調査6期(’13~’15)、7期(’16~’18)の全国民一日平均摂取量の上位70%である品目を中心に選定

○ 調査対象に対する汚染度の調査結果、合計58品目254件(41.7%)*でN.D.**~1.32 ng/kg w.w レベルのHCBDが検出された。

* 畜産物79.5%、水産物50.2%、健康機能食品50.0%、加工食品40.5%、農産物7.1%

** not detected, 使われた分析器機の検出限界以下濃度

○ 汚染度の調査結果と一日平均摂取量を基に人体暴露量を評価した結果、人体暴露量*は0.9 ng/kg b.w./dayで、これは耐容一日摂取量(TDI)**対比0.1% 未満である。

* 一日平均暴露量 = 平均汚染度(ng/g)× 平均摂取量(g/day)÷ 平均体重(59.57 kg b.w.)

** 耐用一日摂取量(Tolerable daily intake):一生持続的に摂取しても健康に有害影響を与えないと判断される有害物質の一日摂取量で、HCBDのTDIは2 μg/kg b.w./dayに設定(評価院、’21年)

*** 有害度 = (暴露量 ÷ TDI)× 100

<添付> ヘキサクロロブタジエン(HCBD)概要

ヘキサクロロブタジエン(HCBD)概要

□HCBD とは?

○ ヘキサクロロブタジエン(Hexachlorobutadiene, HCBD)は4個の炭素が連結した鎖構造に6個の塩素原子が結合して生体内に長期間蓄積する特性を持つ残留性有機汚染物質である。

○ 四塩化エチレン(ドライクリーニング溶媒で主に使用)と同じ塩化炭化水素製造過程で、非意図的に大量発生したり、プラスチックなど高分子物質の中間物質として使われた。

○ 動物試験で腎毒性を誘発すると知られていて、1999年国際がん研究所(IARC)ではGroup 3(人体に有害だが、発がん物質とは定義できない)に分類した。

 

[MFDS]フグ、安全に召し上がって下さい

食中毒予防課 2022-03-29

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46258

□ 食品医薬品安全処は最近、フグ調理師など専門資格がない営業者が調理したフグを食べて食中毒が発生*したことにより、フグ調理資格のない者はフグを調理してはならず、フグ料理を食べるときは必ず関連資格を取得した専門家が調理したフグであることを確認して摂取するように呼びかけた。

* 今年3月、フグ調理資格がない営業者が調理したフグ料理を食べた5人中4人が意識不明となる事故があり、現在は皆回復

○ 過去にもフグ毒による食中毒は、一般人がyoutubeやblogなどに公開したフグの手入れ動画を見てフグを調理して発生したり、いろいろな種類の魚を一度に取り扱って、他の魚の内臓とフグの内臓が間違って混ざり摂取後に発生した。

○ フグの卵と内臓などには神経毒素であるテトロドトキシン(Tetrodotoxin)が含まれていて、この毒素に中毒すれば嘔吐、神経麻痺などの症状が現われ、激しい場合は死亡することもある。

* 最近20年間のフグ毒食中毒事例:合計13件、46人患者発生(3人死亡)

□ フグは全世界的に約120種余りいると知られているが、我が国で食用と許可されたフグはトラフグ、マフグなど21種である。

○ 専門資格のない一般人は食用フグを区分することが難しく、フグの手入れ時に専門知識をもとに血液、眼球、エラなどと内臓を除去しなければならないので、必ずフグ調理資格のある専門家が扱わなければならない。

- 参考に、フグ調理資格を持った者が前処理して流通するフグは、フグ料理専門資格がなくても調理可能である。

○ 同時に、フグを調理した食べ物を食べて手足のしびれ、めまい、頭痛、運動不能、呼吸困難などの症状があれば、直ちに病院で治療を受けるようにする。

<添付>

1.フグ毒概要

2.食用可能なフグ種類

 

[MFDS] [報道参考]「アセタミプリド」の基準が超過して検出された月桂樹の葉の回収措置 

輸入流通安全課 2022-03-25

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46252

□ 食品医薬品安全処は、輸入販売会社が販売した「月桂樹の葉(農産物)」から、残留農薬「アセタミプリド」*が基準値(0.01 mg/kg)より超過して検出(0.35mg/kg)され、該当製品を販売中止して回収装置する。

* 果物、野菜など様々な農作物に、アブラムシなどを防除するために使用する農薬

 

[MFDS]高齢層対象、「関節健康」不当広告する食品など注意して下さい 

サイバー調査チーム 2022-03-24

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46249

□ 食品医薬品安全処はオンライン上で高齢層を対象に、食品などに「関節健康」などと広告を出して販売したサイト172件に対する不当広告の有無を点検(’22.2.3.~2.10)した結果、「食品などの表示広告に関する法律」に違反した29件を摘発して、放送通信審議委員会などに掲示物停止と管轄行政機関に行政処分を要請した。

□ 主な違反内容は、▲健康機能食品であるのに事前に自律審議を受けた内容と違う広告17件、▲病気予防・治療に対する効能広告7件、▲健康機能食品を医薬品と誤認・混同させる広告など5件。

○(自律審議違反)健康機能食品と表示・広告をするには自律審議機構(韓国健康機能性食品協会)から、あらかじめ審議を受けて審議内容の通り広告しなければならないが、事前に受けた審議内容と違う広告

※(事例)「MSM 機能性原料」製品に対して「関節および軟骨健康の助け、関節の軟骨および靭帯組織を構成する物質」など、審議を受けた内容と違う内容を広告

○(病気予防・治療効能)健康機能食品に「膝痛、関節痛・・・より一層効果がある、これで解決」などと広告して、病気の予防・治療に効能があると認識される恐れがある広告

○(医薬品誤認・混同)健康機能食品を「関節薬」などと広告して医薬品と誤認・混同させる広告

□ 食薬処は医療界・消費者団体・学界などで構成された「民間広告検証団」を運営していて、今回摘発された不当広告に対して諮問した。

* 民間広告検証団:食品などに対して医学的効能、病気治療などを標榜する不当な表示・広告を検証するために、専門家51人で構成(ダイエット、個人衛生・病気治療、健康増進など3分科)

○ 検証団は、「健康機能食品は人体の機能や生理学的作用など「有用な効果」を得るために摂取するもので、病気の予防・治療のための医薬品とは違うということを留意して摂取しなければならない」として、「関節痛・変形などの病気治療のためには、食品・健康機能食品を摂取するより症状初期から専門医と相談して、正確な診察と検査をして治療を進めることが必要だ」と強調した。

<添付>

1.電話を利用した虚偽・誇大表現事例

2.オンライン不当広告主な事例

 

[FAO]有毒な珍しいものから人気の材料への旅

The journey from poisonous curiosity to popular ingredient

07/04/2022

https://www.fao.org/fao-stories/article/en/c/1476106/

トマトは如何にして健康増進、食料安全保障、生活の糧として知られるようになったか

700年頃からアステカで食べられてきた南米原産のトマトが、地中海で人気の料理材料になったのは1800年代になってからである。欧州人は当初、観賞用の珍しい植物と考えていた。ナス科の他の植物同様神経毒のソラニンを含むため、毒だと考えていた。

(以下トマトの話)

 

[ANSES]未殺菌乳のチーズ:関連する健康リスクは何でどのような予防対策ができる?

Raw-milk cheeses: What are the associated health risks and what preventive measures can be taken?

News of 08/04/2022

https://www.anses.fr/en/content/raw-milk-cheeses-what-are-associated-health-risks-and-what-preventive-measures-can-be-taken

微生物

 

[ProMED]ムコール菌症-インド:致死、CAM、ウシの糞を燃やす、疑い

Mucormycosis - India: fatal, CAM, cow dung burning, susp

2022-04-08

https://promedmail.org/promed-post/?id=8702463

[1] News report Date: Tue 5 Apr 2022

インドで燃料及び儀式用に広く使われるウシの糞が、2021年にCOVID-19患者を何千人も殺したり障害を負わせたりした黒カビ病の流行の背景にある可能性が高いと医学研究者が言う

2021年5月にインドでムコール菌症の流行が宣言された。インドは世界中の全てのケカビ目感染症例の71%を占める。2021年11月までの患者数は51775人である

2022年4月にmBioに発表された論文(以下の[2]参照)で、インドでの異常に高いCOVID-19関連ムコール菌症は、多くの場合糖尿病のCOVID-19感染者にステロイドを使ったことに関連するとされてきた。しかしそれは他の国でもみられるが、インドの特有な事情はウシの糞を燃やすことで環境中のケカビ目の芽胞が多いことである。またウシの糞は伝統的アーユルベーダ医療の成分としても使われており、身体にウシの糞を塗ったりウシの尿を飲んだり、ウシの糞を燃やした煙を吸ったりする

(以下略)

[2] American Society for Microbiology, mBio journal

Date: Thu 31 Mar 2022

Source: ASM Journals, mBio [abridged, edited]

https://journals.asm.org/doi/10.1128/mbio.00473-22

(仮説)

 

論文

-研究が母乳生産の動態を明らかにする

Study reveals the dynamics of human milk production

6-APR-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/949009

15人の授乳中の母親の母乳を複数回、産後3日から632日後までにわたって集め、50検体から48000個の細胞を単離し単一細胞RNA配列決定により特定の時期にどの遺伝子が発現しているのかを調べた。解析では10種類の細胞が明らかになった-線維芽細胞、2種類の上皮細胞、7種類の免疫細胞。免疫細胞の半分以上はマクロファージで、それらは乳タンパクが上皮細胞の免疫反応を誘発しないようにしているようだった。最も多い細胞は上皮細胞の一種である乳汁産生細胞であった。これらの母乳中細胞の組成は赤ちゃんの保育園に行き始める、調整乳を使い始める、母親の避妊ホルモン剤の使用などのイベントと関連して変化した。PNAS

 

-パルスオキシメーターはCOVID-19モニタリング計画の患者のアウトカムを変えなかった

Pulse oximeters did not change outcomes for patients in COVID-19 monitoring program

6-APR-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/948681

New England Journal of Medicine

自宅療養患者に、パルスオキシメーターを使った酸素濃度測定は、定期的に息切れがするかどうか尋ねることより良くはなかった。さらにパルスオキシメーターは患者の不安感を減らすこともなかった。

 

-米国の地域水道モニタリング記録の2/3でウランが検出可能

Uranium detectable in two-thirds of US community water system monitoring records

6-APR-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/948844

The Lancet Planetary Healthに発表された、6年分のEPAのアンチモン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、カドミウム、クロム、水銀、セレン、タリウム、ウランの記録を調べた研究

 

-結局、妊娠中の喫煙は子どものADHDの原因ではないだろう

Smoking during pregnancy may not cause ADHD in children after all

6-APR-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/948455

Addictionに発表された系統的レビュー

 

-イエローパーチは体からマイクロプラスチックを排出できる-しかし影響はある

Yellow perch can expel microplastics from their bodies - but not without consequences

6-APR-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/949037

イエローパーチに100-125マイクロメートルの粒子サイズの高密度ポリエチレン(HDPE) (4.5mg ~ 36mg of HDPE per 100g fish)入り餌を1日三回9週間与えた。魚は全てのマイクロプラスチックを排出したがHDPEを含まない餌を与えた群に比べてタンパク質やミネラルなどの栄養の質が低下していた。

Animal Nutrition

 

-気候を救うには、技術と行動変容の組み合わせが必須

To save the climate, a combination of technological and behavioural changes is essential

7-APR-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/949088

広範な技術開発、化石燃料禁止、建造を減らす、飛行を減らす、車を減らす、肉と乳製品の摂取を減らす、この全ての対応をすることでのみスウェーデンはパリ合意に従った排出量に近づける。スウェーデン議会に委託された新しい研究報告書。

 

-ARSは冬期の生存率の高いVarroa耐性ミツバチを開発した

ARS-Developed Varroa-Resistant Honey Bees Better Winter Survivors

April 7, 2022

https://www.ars.usda.gov/news-events/news/research-news/2022/ars-developed-varroa-resistant-honey-bees-better-winter-survivors/

ARSが開発した、Varroa耐性で冬期の生存率が普通のミツバチの二倍以上のPol-lineミツバチの研究がScientific Reportsに発表された

A derived honey bee stock confers resistance to Varroa destructor and associated viral transmission

Thomas A. O’Shea-Wheller et al.,Scientific Reports volume 12, Article number: 4852 (2022)

https://www.nature.com/articles/s41598-022-08643-w

(家畜は品種改良されるもの。農薬使用を制限するための道具としてミツバチを利用しているEUと、ツールを改良しながら進める米国とで、将来差が大きくなるかもしれない)

 

-異なるBMIレベルの高血圧ではない成人での無作為尿中ナトリウムと血圧の関連-中国、2018

CCDC

Relationship of Random Urinary Sodium and Potassium to Blood Pressure at Different BMI Levels in Non-Hypertensive Adults — China, 2018

Xiaohui Guo et al.,

https://weekly.chinacdc.cn/en/article/doi/10.46234/ccdcw2022.066

24時間尿中のナトリウムとカリウム濃度は血圧と関連することがわかっている。この報告ではBMIレベルが増加するにつれてナトリウムの少なさとカリウムの多さの血圧低下への影響が大きかった。

 

Science• 7 Apr 2022 • Vol 376, Issue 6589

-ニュースを一目で

News at a glance:

・IPCCが新たに迅速な気候対応を薦める

・WHOがインド産ワクチンの供給を停止

Covaxinワクチン(不活化ウイルスワクチン)の製造者Bharat Biotechの製造に欠陥があることが査察で明らかになったため。同社は問題に対処するまで輸出はしないがインド国内には売り続けるという

・Max Planck所長再び解任

いじめと科学的不正で2021年10月に降格されその後再び裁判所が就任させた考古学者Nicole Boivinが今度は研究所の理事会の投票で圧倒的多数が不支持だったため。女性で、いろいろな意味で注目されている。

・京都大学が霊長類研究所をスキャンダルの後閉鎖

・研究用の犬のブリーダーを標的にする法律成立

・#MeToo裁定で生物学者辞任

高名な生物学者David Sabatiniが、キャリアに影響力をもつ人物と同意の上での性的関係に関与したためMITの規則違反でテニュア取り消し

 

-新世代がん予防ワクチンはがんができるまえに消し去る

New generation of cancer-preventing vaccines could wipe out tumors before they form

BYJOCELYN KAISER

ワクチンはがんハイリスクの健康な人々で初期臨床試験に入った

 

-家畜への抗生物質使用の政策改革

Policy reforms for antibiotic use claims in livestock

LANCE B. PRICE et al.,

SCIENCE • 7 Apr 2022 • Vol 376, Issue 6589 • pp. 130-132

人々が食用動物への抗生物質の使用を懸念していることが抗生物質を使用しないで育てた(RWA)動物の肉の市場を拡大している。RWAは消費者には簡単に検証できないので、それが本当かどうかは生産者、小売業者、第三者認証、あるいは政府機関を頼らなければならない。米国ではUSDAが認証するが、その証明のために抗生物質の検査を要求してはいない。そのためサプライチェーン全体で不正をはたらくインセンティブがある。我々はRWAとして市場に出された肉牛に抗生物質が投与されているという実験的根拠を提示し、このシステムの改革を提案する

生産者はウシが病気になった時に動物が苦しむことを放置して治療しないか、これまでの投資とプレミアム価格を諦めて抗生物質で治療するか、あるいはこっそり抗生物質を使って騙すかを選ばなければならない。動物の福祉と消費者保護のためには、堂々と治療をするのがベストな選択肢である。

我々の調査では米国のRWA牛肉の約12%に相当する380219頭のウシを含む312ロットのサンプルを調べた。その結果10%で1件陽性、5%が全て陽性、陽性が無いのは85%だった。

(抜粋。病気の動物の治療すら許さない消費者って自然志向なのではなく自然に対して傲慢だとしか思えない)

 

その他

-SMC UK

ウエストを身長の半分以下に維持する助言を含む、体重管理に関するNICEガイドライン案への専門家の反応

expert reaction to updated NICE draft guideline on weight management, including the suggestion for people to keep their waist measurement to less than half their height

APRIL 8, 2022

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-updated-nice-draft-guideline-on-weight-management-including-the-suggestion-for-people-to-keep-their-waist-measurement-to-less-than-half-their-height/

Glasgow大学代謝医学教授Naveed Sattar教授

ウエストの増加は多くの慢性疾患の上流にあり、人々がこの太りすぎのリスクがいつ増加するのかをより良く理解するのを助ける必要がある。BMIは多くの人にとって理解が簡単ではなく、そのため10年以上前にウエストを使う閾値が提案された。今回のNICEの助言はウエストと身長を使ったものでほとんどの人は理解できる、追加の、役に立つメッセージになるだろう。このメッセージがどう受け取られるかは明らかではない。最終的には我々は人々の行動を変えるのに役立つより良い介入が必要で、英国のウエスト増加への取りくみはもっとやるべきことがある。

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

経験則としては、ウエストは身長の半分、の目標を設定するのは若い人や中年成人には一般的にOKである。ただし身長が極端に低い人にはあてはまらず、高齢者には限界がある。

ウエスト増加に関連するリスクには男女差があり、糖尿病リスクは男性の方が大きい。

 

-安全な消費国際会議

SafeConsume International Conference

https://prosafeconsume.ugal.ro/index.php/conference-home.html

Bucharest, 27-28 June 2022

欧州プロジェクトSafeconsumeコンソーシアムの会議

「食品安全の暗黒領域に光をあてる-家庭の台所でのリスク削減のための将来の解決法」

 

-ノーモアダーティーダズン写真コンテスト

#NoMoreDirtyDozen

Photo Contest!

https://woobox.com/fazqfc

毎年Dirty Dozenリストが消費者を野菜や果物から遠ざけようとする。

今年は、このような恐怖に基づくメッセージ伝達では私たちが大好きな新鮮な果物や野菜を食べるのを止められないことを示そう。シンプルに#NoMoreDirtyDozenハッシュタグをつけてあなたの大好きな生鮮野菜果物の写真をシェアして

 

いつものリスト

Dirty Dozen™

EWG's 2022 Shopper's Guide to Pesticides in Produce™

https://www.ewg.org/foodnews/dirty-dozen.php

トップ3はいちご、ほうれん草、ケール