2022-10-11

[EFSA]意見等

-非遺伝子組換えKluyveromyces lactis AE‐KL株由来食品酵素β‐ガラクトシダーゼの安全性評価

Safety evaluation of the food enzyme β‐galactosidase from the non‐genetically modified Kluyveromyces lactis strain AE‐KL

EFSA Journal 2022;20(10):7571  10 October 2022

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7571

(科学的意見)

食品酵素β‐ガラクトシダーゼ(β‐d‐ガラクトシド ガラクトヒドロラーゼ, EC 3.2.1.23)はAmano Enzyme Inc社が非遺伝子組換えKluyveromyces lactis AE‐KL株で生産した。この生産株は安全性評価に対する安全性適格推定(QPS)アプローチの要件を満たし、他に懸念となる問題が確認されなかったため、パネルは、この食品酵素の評価に毒性試験は必要ないと判断した。この食品酵素はミルク加工(乳児用ミルクを含む)の乳糖加水分解、発酵乳製品の生産、ガラクトオリゴ糖(GOS)の製造に使用することを意図している。この食品酵素への食事暴露―総有機固形物(TOS)は欧州の人々で最大7.933 mg TOS/kg 体重/日と推定された。既知のアレルゲンに対するこの食品酵素のアミノ酸配列の類似性が調査され、一致はなかった。パネルは、意図した使用条件下で、食事暴露によるアレルギー反応リスクは除外できないが、これが生じる可能性は低いと考えた。この生産株のQPSステータスと提出されたデータを基にして、パネルは、この食品酵素は意図した安全上の懸念を生じないと結論した。

 

-食品中のN-ニトロソ化合物に関する広範な文献検索

Extensive literature search on N‐nitroso compounds in food

EFSA Journal 2022;19(10):EN-7583 7 October 2022

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-7583

(外部科学報告書)

食品中の分析されたN-ニトロソ化合物(NOCs)に関する関連試験として、PubMed、Web of Science、SciFinderを用いた広範な文献検索(ELS)が実施された。全部で1494件の重複のない関連文書が見つかった。

 

[CFIA]食品安全検査報告

-フラットブレッドやビーガン製品に含まれるフタル酸エステル類(2018年4月1日~2019年3月31日)

Phthalates in Flatbread and Vegan Products – April 1, 2018 to March 31, 2019

2022-10-05

https://inspection.canada.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-bulletin-and-reports/phthalates-in-flatbread-and-vegan-products/eng/1660958720564/1660958721157

フラットブレッドとビーガン製品の599のサンプルについてフタル酸エステル検査を行った。検査したすべてのサンプルが安全に消費できると判断された。

フタル酸エステル類(可塑剤とも呼ばれる)はプラスチックをより柔軟で壊れにくくするために使用される化学物質である。フタル酸エステルの主な暴露源は、プラスチック容器やフタル酸エステル類を含む食品と接触した食品の飲食である。フタル酸エステル類への暴露は、研究でこれらの物質が動物実験で生殖に関する健康や発生の低下に関連づけられたため、懸念されている。ヒトでは、フタル酸エステル類の濃度上昇は、肥満や新生児の男の子の男性化の低下などの有害健康影響に関連する。特定のフタル酸エステル類(DEHP、DBP、DIBP)では、食品が主な暴露源だと考えられている。ヒトにおけるフタル酸エステル類の濃度上昇は脂質の多い食品の摂取と関連することがわかった。

このターゲット調査からカナダの小売市場で選ばれた食品中のフタル酸エステル類の濃度に関する基準監視データが作成された。全部で599の国産及び輸入したフラットブレッドとビーガン製品(乳製品の代替品、マヨネーズ、代替肉及び豆腐)のサンプルが集められ、フタル酸エステル類の検査を受けた。これらのサンプルのうち、526 (88%)には検出可能な量のフタル酸エステル類は含まれていなかった。この調査で、6つのフタル酸エステル類が調べられた;フタル酸エステル濃度は観察した全てのフタル酸エステル種の濃度の合計として報告された。このフタル酸エステルの量は0.5 ppm~最大24 ppmに及んだ。検出された濃度は以前報告されているものと同等だった。

カナダでは食品中のフタル酸エステル濃度に規制はない。この調査で調べた製品に見つかった全てのフタル酸エステルの濃度は、ヘルスカナダ(HC)によって評価され、カナダ人が摂取しても安全だと判断された;製品リコールは必要ない。

 

-アルコール飲料、魚類、貝類及び甲殻類における総ヒ素及びヒ素の種類(2018年4月1日~2019年3月31日)

Total Arsenic and Arsenic Speciation in Alcoholic Beverages, Fish, Shellfish and Crustaceans – April 1, 2018 to March 31, 2019

2022-10-05

https://inspection.canada.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-bulletin-and-reports/total-arsenic-and-arsenic-speciation/eng/1660957424257/1660957425211

 アルコール飲料、魚類、貝類、甲殻類の402のサンプルについてヒ素検査を行った。検査したすべてのサンプルが安全に消費できると判断された。

ヒ素は地殻に存在する天然に生じる元素である。環境中に自然に蓄積した結果、食品にごく少量存在することが予想される。ヒ素は食品に有機と無機両方で存在する可能性がある;無機はヒトに対してより毒性が高いと広く考えられている。食品中に存在するヒ素の量や種類は、食品の種類、生育条件、加工技術など様々な要因による。無機ヒ素への慢性暴露はヒトの様々な有害健康影響となる可能性があり、消化管、腎臓、肝臓、肺、皮膚に影響したり、特定のがんのリスクに寄与したりする。

CFIAは定期的な監視活動で様々な商品中の総ヒ素量を調べているが、特定のヒ素についてはあまり調べない。そのため、カナダの小売り製品の、総ヒ素の存在や量、様々な種類のヒ素、特に無機ヒ素の量に関する調査データが必要である。

カナダの6都市の小売店から、ブドウベースのアルコール飲料、国産の魚類、国産の貝や甲殻類の全部で402のサンプルが集められ、ヒ素の検査をした。予想されたように、調査サンプルのほとんど(98.8%)に微量のヒ素が含まれ、無機ヒ素は調べた製品の78.6%に検出された。無機ヒ素だけの量を考慮すると(他の種類のヒ素よりもヒトへの毒性が高いことに注意)、魚類の平均濃度が最も低く、貝類と甲殻類には最大平均濃度の無機ヒ素が含まれていた。無機ヒ素は調べた全てのワイン、貝類と甲殻類のサンプルに検出された。

すぐに提供できる飲料サンプル(アルコール飲料)に検出されたヒ素の量は、既存の許容値100ppbを満たしていた。カナダでは調べた他の製品中の金属量に規制はない。ヘルスカナダ(HC)はこの調査で、ヒ素を分析したサンプルにヒトの健康への懸念となるものはなかったと判断した。

 

[EU]RASFF 2022(1002-1008)

警報通知(Alert Notifications)

ベルギー産有機せんべいのゼアラレノン、オーストリア産有機ミントティーの過塩素酸塩、セルビア産野イチゴのクロルピリホス及びアメトクラジン、レバノン産調理済ソラマメの亜硫酸塩非表示、ポーランド産トウモロコシ粉末のオクラトキシンA、インド産スロバキア経由食品サプリメントのエチレンオキシド、ドイツ産食品サプリメントのモナコリンK高含有、オランダのウェブショップ上の食品サプリメントの未承認物質ヨヒンビン、ポーランド産冷凍チェリーのジメトエート及びオメトエート、

注意喚起情報(information for attention)

スペイン産解凍メカジキの水銀、ウクライナ産お菓子のトランス脂肪酸高含有、スリランカ産真空パックメカジキロインの水銀、カンボジア産チェコ共和国経由コリアンダーのクロルピリホス、英国産CBD入り食品サプリメント、アルゼンチン産ポップコーンのフモニシン、スリランカ産チルドツナのヒスタミン、リトアニア産ウズラの卵のドキシサイクリン、モロッコ産ヒマワリ油漬燻製イワシのヒスタミン、スペイン産解凍メカジキの水銀、

通関拒否通知(Border Rejections)

米国産ピーナッツカーネルのアフラトキシン、マダガスカル産黒目豆のクロルピリホス、タイ産冬瓜のジメトエート及びオメトエート、インド産バスマティ米のチアメトキサム及びトリシクラゾール、米国産ピスタチオカーネルのアフラトキシン、ボスニア・ヘルツェゴビナ産プチビスケットのアクリルアミド高含有、インド産アジョワンシードのエチレンオキシド、パキスタン産クミンシードのトリシクラゾール及びヘキサコナゾール、パキスタン産玄米または米ぬかのアフラトキシン、インド産カレー粉のクロルピリホス、タイ産英国から発送された未承認新規食品缶入り塩水漬バナナの花、イラン産乾燥アプリコットのハロキシホップ及び亜硫酸塩非表示、トルコ産生鮮ペッパーのアセタミプリド、ベラルーシ産生鮮キュウリのクロルピリホス、

 

[RIVM]循環経済:僅かに放射活性のある物質の再利用をさらに促す

Circular economy: more opportunities for reuse of slightly radioactive substances

10/10/2022

https://www.rivm.nl/en/news/circular-economy-more-opportunities-for-reuse-of-slightly-radioactive-substances

現在低レベル放射性廃棄物として廃棄されているものの一部は再利用やリサイクルできる可能性がある。

オランダの残留放射能と廃棄物。目録

Radioactive residue and waste streams in the Netherlands. An inventory

10-10-2022

https://www.rivm.nl/publicaties/radioactieve-rest-en-afvalstromen-in-nederland-inventarisatie

本文オランダ語

原子力、医療、鉄鉱石からの鋼鉄の生産、油やガスの抽出など、様々な行為が残留放射能や廃棄物を作り出す。RIVMはオランダで作られている残留放射能と廃棄物のタイプと量の目録を作成した。

 

[IARC]世界がん報告所更新調査:あなたにとって最も関心のある、あてはまるがん予防トピックスは何?

World Cancer Report Updates survey: What are the most interesting and relevant cancer prevention topics in your context?

10 October 2022

https://www.iarc.who.int/news-events/world-cancer-report-updates-survey-what-are-the-most-interesting-and-relevant-cancer-prevention-topics-in-your-context/

オンライン調査

 

[EPA]EPAは有鉛燃料を使う航空機エンジンからの鉛排出を危険状況と提案

EPA Proposes Endangerment Finding for Lead Emissions from Aircraft Engines that Operate on Leaded Fuel

October 7, 2022

https://www.epa.gov/newsreleases/epa-proposes-endangerment-finding-lead-emissions-aircraft-engines-operate-leaded-fuel

最終化されると空気中鉛の残る最大の排出源への対策が前進する

(有鉛ガソリンを使っている小型ピストン機)

 

[NASEM]食事参照摂取量助言のための集団を定義する

Defining Populations for Dietary Reference Intake Recommendations

(2022)

https://nap.nationalacademies.org/catalog/26733/defining-populations-for-dietary-reference-intake-recommendations-a-letter-report

食事助言は伝統的に健康あるいは見かけ上健康な人向けにデザインされてきた。こうした曖昧な用語と定義は、ますます増える慢性疾患をもつ人々を排除する可能性がある。この報告書ではアメリカとカナダのDRI助言のための集団の定義のしかたについて助言する。

 

[NASEM]Webキャスト

-公衆衛生緊急時のサイエンスコミュニケーションと人権についての反省

Reflections on Science Communication & Human Rights amid Public Health Emergencies

Oct 20, 2022

https://www.nationalacademies.org/event/10-20-2022/reflections-on-science-communication-human-rights-amid-public-health-emergencies

 

-肥満の基本的駆動要因についての知識を実践に移す:ワークショップシリーズ

Translating Knowledge of Foundational Drivers of Obesity into Practice: A Workshop Series

OCTOBER 25, 2022

https://www.nationalacademies.org/our-work/translating-knowledge-of-foundational-drivers-of-obesity-into-practice-a-workshop-series

シリーズ三回目

 

論文

-Nature Medicineコレクション

The Burden of Proof Studies

10 October 2022

https://www.nature.com/collections/begeihaihj

 

エディトリアル:リスクのエビデンスを評価する

Assessing the evidence of risk

https://www.nature.com/articles/s41591-022-02039-z

Nature Medicineの今月号に、効果的臨床及び施策助言により良い情報を提供するためのリスクとそのアウトカムのエビデンスの強さを定量的に評価した、IHMEによるBurden of Proof研究が掲載されている

ある人が病気になる生涯リスクは遺伝、年齢性別などの人口統計学、行動、生理的社会的要因に影響される。世界の疾病負担の48%は変えることができるリスク要因に関連すると推定されているため、そうしたリスクとアウトカムの関係を理解することは健康と福祉の増進のための効果的介入を開発するのに役立つ。臨床及び公衆衛生ガイドラインはこうしたリスク要因を、有害リスクに取り組んだり予防要因を推奨したりして変えることを目的とする。

タバコ対策は喫煙の健康リスク研究から世界的政策を実施した顕著な例である。喫煙の健康への有害影響はしっかりしていて、WHOたばこ規制枠組み条約のような公共施策を導き、喫煙率を下げて一部の国の肺がん死亡率を緩和するのに成功した。しかし他のリスクとアウトカムの関連の根拠はもっと弱く、一部のガイドラインは定量的リスクではなく主に専門家の知識に基づいて開発され、批判されている。リスクの定量的根拠の無さは、赤肉摂取について一部は現状維持その他は減らすことを薦めているように、矛盾したガイドラインの作成につながることもある。

(中略)

BPRFツールにも方法論的限界はあり、既存の指標と一緒に使って補完することを意図している。特に、これまで使われてきたデータ収集方法に内在する弱点を解決できない。ライフスタイルについてのアンケートや健康状態の自己申告のような、リスクとアウトカムを評価する伝統的手法はバイアスの影響を受ける。例えば栄養疫学では、今号のNews and ViewsでTongらが議論しているように残留交絡と世界で異なる食生活パターンのため、観察研究の根拠の解釈には課題がある。技術の進歩により、疫学や臨床試験では今は電子医療記録、ウエアラブルデバイス、オミクスデータなどが組み込まれ、より客観的な報告が可能になるかもしれない。基本的に公開されている研究のほとんどが北米、欧州、東アジアで、リソースの少ない状況での根拠は乏しい。これらの国での疾病負担のリスク要因は世界の全人類に一般化することはできない。あまりにも多くの臨床ガイドラインが豊かな地域での研究をもとに助言してきた。

Burden of Proof研究はエビデンスのクリティカルな解釈に使える新しいツールである。しかしながら質の高い研究デザインと世界的に多様な研究が増えることも、政策助言に情報を与え、究極的には世界の健康と福祉を増進するため、リスクとアウトカムの関係を正確に評価するためには必須である。

 

立証責任研究:リスクの根拠を評価する

The Burden of Proof studies: assessing the evidence of risk

Zheng, P., Afshin, A., Biryukov, S. et al. Nat Med (2022)

https://www.nature.com/articles/s41591-022-01973-2

オープンアクセス

生涯を通じてリスクへの暴露は広範なアウトカムをひきおこす。これらのリスクの個人や集団の健康への相対的影響を客観的に判断することは、個人の生存と社会の繁栄にとっての基本である。これらの膨大な影響と不確実性の程度を定量しランキングする既存のメカニズムの推定は概ね主観的で、解釈の余地があり学問的議論を過熱させリスクコミュニケーションに混乱をもたらす可能性がある。我々は、こうした方法論の問題を客観的定量的に評価するのに役立つようデザインした新たな一連のメタ解析-Burden of Proof(立証責任)研究と名付けた-を示す。この、GRADEやコクランレビューを含む既存のシステムを補完するデータに基づくアプローチにより、複数の研究の根拠をまとめでリスクとアウトカムの組み合わせを定量的に比較できるようにすることを目指した。乳シィ可能なデータに一致する帰無仮説とのリスクの近さを推定するリスク立証責任関数burden of proof risk function (BPRF)を導入した。BPRF法を4つのリスク-アウトカムの例で使ってみた:喫煙と肺がん、収縮期血圧と虚血性心疾患、野菜摂取と虚血性心疾患、未加工赤肉摂取と虚血性心疾患。それぞれの関係の根拠の強さをBPRFで計算してまとめ、シンプルな星を使った格付けで表現した。

喫煙と肺がん:5星

収縮期血圧と虚血性心疾患:5星

野菜摂取と虚血性心疾患:2星

未加工赤肉摂取と虚血性心疾患:2星

 

ビジュアライズツールは以下

https://vizhub.healthdata.org/burden-of-proof/

 

肉、野菜、そして健康-エビデンスを解釈する

Meat, vegetables and health — interpreting the evidence

Tong, T.Y.N., Papier, K. & Key, T.J.

Nat Med (2022).

https://www.nature.com/articles/s41591-022-02006-8

いくつかの食事と疾患の関連には疑問が残るものの、現在の根拠は赤肉を減らし野菜の摂取量を増やす食事ガイドラインを支持する

(欧米でも、最も信頼できそうな項目でも食事に関してはこの程度の「強さ」。食関係は、健康食品だけでなく、エビデンスの強さに見合わない助言が結構ある。)

 

-食品の1/3が無駄になっている、と国連が言う

UN says a third of food wasted

John Zarocostas

THE LANCET WORLD REPORT| VOLUME 400, ISSUE 10359, P1185, OCTOBER 08, 2022

気候変動抑制と栄養改善のために、食品のロスと廃棄を減らそうという呼びかけが世界的に大きくなっている。John Zarocostasがスイスのジュネーブから報告する

低所得国での傷みやすい食品の輸送と貯蔵の改善、中所得国での食事の質の向上、消費者の行動変容が役に立つだろう

 

その他

-SMC NZ

農業排出に値段をつける政府の提案-専門家の反応

The Government’s proposal to price agricultural emissions – Expert Reaction

11 October 2022

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2022/10/11/the-governments-proposal-to-price-agricultural-emissions-expert-reaction/

政府は農家の温室効果ガス排出抑制のための行動案を提案し意見募集中

提案は農業レベルでの排出に値段をつける助言を概ね採用した。11月18日まで意見募集。

SMCは専門家のコメントを集めた

オークランド大学環境学部Motu会員Te Pūnaha Matatini主任研究官Troy Baisden名誉教授

ニュージーランドは世界で初めて農業からの温室効果ガスの排出に値段をつける国になろうとしている

AgResearch上級科学者Robyn Dynes博士

ニュージーランド経済研究所主任経済学者Bill Kaye-Blake博士

(略。GMほぼ禁止したまま?畜産減らす?)

 

-グラノーラと銃:コンスピリチュアリティの増加

Granola and Guns: The Rise of Conspirituality

Jonathan Jarry M.Sc. | 7 Oct 2022

https://www.mcgill.ca/oss/article/granola-and-guns-rise-conspirituality

コンスピリチュアリティはスピリチュアリティ(霊性)と壮大な陰謀論の結婚で、一般の人々の科学への信頼を徐々に削り取っている

重要なこと

-コンスピリチュアリティは政府と企業とメディアの関与する壮大な陰謀論と自分の力での霊性の目覚めによるそれらからの救済のハイブリッド信仰体系である。

-コンスピリチュアリティインフルエンサーにはChristiane Northrup博士、 Aubrey Marcus、Mikki Willis、JP Searsなどがいる

-コンスピリチュアリティはある種のトピックスでの科学否定と関連する、特にCOVID-19パンデミックとワクチン

(水瓶座の時代とかマヤ暦とかインディゴチルドレンとか。長い記事)

 

-動画

Dr. Joe Schwarcz discusses the misuse of radium and the dangerous result of radioactive quackery.

2022/10/07

https://www.youtube.com/watch?v=15tJUoTDySI

放射性ラジウムを使ったインチキ健康製品について。

 

Cup o'Joe-Misleading Headlines

2022/10/05

https://www.youtube.com/watch?v=X44PEmAVV_s

人工甘味料は悪い、アルツハイマーの薬が有効、といったニュースの見出しの問題点