2023-03-08

[EU]査察報告

スペイン―EUに入る動物と商品に関する公的管理及び国境管理所のEU要件の遵守の検証

Spain 2022-7425―Official controls on animals and goods entering the European Union and verification of compliance of border control posts with European Union requirements

13-02-2023

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit-report/details/4573

2022年5月30日~6月29日まで実施したスペインのリモートと一部現地での査察の結果。スペインのBCPsを通ってEUに入る動物と商品に関する公的管理の組織と実施は一般にEU法に沿っている。関連するEU法・文書化手順・計画された協定に沿って、十分教育された職員が管理を実施している。にもかかわらず、欠点により管理システムの有効性やEU法への遵守が損なわれている。だが、違反動物や商品がEUに入るリスクは最小限と思われる。管轄機関は、査察に確認された欠点に対処するために、すぐに行動し、行動計画を立てた。

 

[EFSA]意見等

-全ての動物種用Bacillus subtilis strains CNCM I‐4606株、CNCM I‐5043 株、CNCM I‐4607株及びLactococcus lactis CNCM I‐4609株からなる飼料添加物の有効性

Efficacy of a feed additive consisting of Bacillus subtilis strains CNCM I‐4606, CNCM I‐5043 and CNCM I‐4607 and Lactococcus lactis CNCM I‐4609 for all animal species (MiXscience)

EFSA Journal 2023;21(3):7871 7 March 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7871

(科学的意見)

 

-子豚・子牛肥育用、他の反芻動物発育用Bacillus paralicheniformis DSM 5749 株及びBacillus subtilis DSM 5750 (BioPlus® 2B)株からなる飼料添加物の安全性と有効性

Safety and efficacy of a feed additive consisting of Bacillus paralicheniformis DSM 5749 and Bacillus subtilis DSM 5750 (BioPlus® 2B) for piglets, calves for fattening and other growing ruminants (Chr. Hansen A/S)

EFSA Journal 2023;21(3):7859 7 March 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7859

(科学的意見)

 

-アブラナ属の花と葉のメタルアルデヒドの既存MRLs改訂

Modification of the existing maximum residue levels for metaldehyde in flowering brassica and leafy brassica

EFSA Journal 2023;21(3):7885  7 March 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7885

(理由付き科学的意見)

 

-ビフェントリンの最大残留基準の的を絞ったレビュー

Targeted review of maximum residue levels (MRLs)の for bifenthrin

EFSA Journal 2023;21(3):7864  3 March 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7864

(理由付き科学的意見)

規則(EC) 396/2005第43条に従って、EFSAは、未承認有効成分ビフェントリンの最大残留基準値(MRLs)を下げる可能性を考慮して、既存のMRLsをレビューするよう欧州委員会からの要請を受けた。EFSAは現在のEU MRLsの起源を調査した。 EUで以前承認された用途を反映した、あるいは廃止されたコーデックスの最大残留基準値に基づいた既存のEU MRLs、またはもはや必要ないインポートトレランスに、EFSAは定量限界や代替MRLの引き下げを提案した。EFSAはリスク管理者が適切な判断ができるよう、改定したMRLのリストの指標となる慢性及び急性食事リスク評価を実施した。一部の商品には、EU MRL法でEFSAが提案したリスク管理選択肢のどれを実施する必要があるか決定するために、更なるリスク管理の議論が必要である。

 

[BfR]妊婦の甘草摂取は子供の心身の発達を損なうか?

Does the consumption of liquorice by pregnant women impair the mental and physical development of children?

03.03.2023

https://www.bfr.bund.de/cm/349/does-the-consumption-of-liquorice-by-pregnant-women-impair-the-mental-and-physical-development-of-children.pdf

フィンランドの観察研究で、妊娠中に250 g /週以上の甘草(約500 mgのグリチルリチン酸)を摂取した母親の子供と、全くあるいは約125 g /週しか摂取しなかった母親の子供を比較した。結果から、最初のグループの子供は、全くあるいはかなり少ない量の甘草を摂取した母親の子供の心身の発達の一部のパラメーターとは異なることが示された。この研究の著者らは、観察された違いを、甘草の成分グリチルリチン酸への胎児の暴露の有害影響だと解釈した。この研究結果に基づき、彼らは、妊婦は甘草を食べないよう注意する必要があると助言した。

ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、Räikkönenらが行った研究(2009; 2010; 2017a)を評価し、ノルウェーの食品及び環境科学委員会(VKM, 2018)と同様に、この研究で集めたデータは、妊娠中の甘草の摂取と子供の心身の発達との因果関係の可能性について信頼できる記述を作成するのに適していないという結論に至った。

グリチルリチン酸は、大量に摂取すると、ナトリウムの蓄積とカリウムの消失を伴いミネラル代謝を変化させる可能性があることが知られている。その結果、血圧上昇、細胞の水分保持(浮腫)、筋肉低下になる。甘草の包装上の消費者情報には、個別の製品のグリチルリチン酸の含有量は示されていないため、高血圧、心血管疾患、糖尿病の患者や妊婦は、継続的な甘草の大量摂取を控える必要がある。

Räikkönenらの研究(2009; 2010; 2017a)への主な批判の1つは、甘草の摂取量があらかじめ記録されたのではなく、妊婦が産科病棟に入院した際に遡ったものであるため、摂取した実際の甘草の量や妊娠中のグリチルリチン酸の摂取量には不確実性があるということである。さらに、これは1000人以上の妊婦で1998年に開始した長期観察研究だが、そのうち2009-2011年の研究では子供のいる母親の約1/3しか入手できなかった。そのため子供の心身の発達に関するRäikkönenらの観察(2017a)は、比較的少数の参加者グループを参照し、元のコホートとどのように異なるかはわからない。甘草の消費量の多い子供と少ない子供の間に算出された統計的有意差に臨床的関連性があるかどうかも疑問である。観察研究は大抵、それ自身で因果関係を導出するのには適していないため、観察された違いが実際にどの程度甘草の摂取との因果関係の可能性があるかは不明である。そのため、妊娠中に甘草を大量摂取する健康リスクの問題は、Räikkönenらの研究(2009; 2010; 2017a)に基づいて答えることはできない。Keyes及び Susserによるコメント(2017)に応えて、著者自身が、観察研究によるデータは因果関係について信頼できる結論を出せないことや、甘草やその成分への出生前の暴露が子供の発達に悪影響を与えるかどうかやその用量を調査するには、綿密にデザインされた研究によるメカニズムデータを含む更なるデータが必要なことを確信した。

甘草食品の生産において甘草や甘草の根抽出物の使用を通して甘草などの食品に入るグリチルリチン酸には、今のところEUでは法的な最大値はない。だが、食品中の香料物質としてグリチルリチン酸やそのアンモニウム塩の使用は、規則(EC) No. 1334/2008に従って、最大値のある特定の食品分類に制限されている。食品情報規則(規則 (EU) No 1169/2011)に従って、グリチルリチン酸自体、あるいは甘草植物である甘草グラブラの添加によるグリチルリチン酸やそのアンモニウム塩を100 mg/kgまたはそれ以上の濃度で含む菓子は「甘草を含む」と、また4 g/kg以上の濃度では「甘草を含む-高血圧症の方は過剰摂取を避けてください」と記載しなければならない。2003年に欧州委員会の以前の食品科学委員会(SCF)は、当時、入手可能なデータを基にしてグリチルリチン酸の許容一日摂取量(ADI)を導出できなかったが、ほとんどの集団グループに100 mg/日の最大摂取量は健康上の懸念がないと評価した(SCF, 2003)。だが、SCFは、すでに知られている高使用量は、実際のグリチルリチン酸の摂取量が過小評価されていることを示していると指摘し、最終評価のためにグリチルリチン酸の使用に関するより詳細なデータ(関連する食品分類の特定の製品の市場シェアに関するデータなど)を要求した。規則(EC) No 1565/2000に従って、食品中の香料物質の使用評価のためのプログラムの枠組みで、欧州食品安全機関は、2008年に香料物質としてグリチルリチン酸(FL-No. 16.012)の使用を再評価し、また、グリチルリチン酸の使用と摂取量に関する更なる情報の必要性を強調した。BfRが認識する限り、そのようなデータはまだ不足している。

BfRの前身機関である連邦消費者健康保護及び獣医学研究所(BgVV)は、すでに1999年に、予防措置として定期的な甘草の大量摂取を控えるよう助言している。BgVVは特に、高血圧、心血管疾患、糖尿病の患者や妊婦を念頭に置いていた。上述したデータや知見のギャップを考慮して、BfRは今もこの助言は有効だと考えている。

参照(略)

 

[NTP]ニュースレター

NTP Update.

March 2023

https://ntp.niehs.nih.gov/update/index.html

SOT 2023のイベント紹介、など

 

[NTP]研究トピックス  グリホサートとグリホサート製剤

Glyphosate & Glyphosate Formulations

https://ntp.niehs.nih.gov/whatwestudy/topics/glyphosate/index.html?

遺伝毒性試験の結果公表

・Smith-Roe et al. 2023; Environmental and Molecular Mutagenesis

Evaluation of the herbicide glyphosate, (aminomethyl)phosphonic acid, and glyphosate-based formulations for genotoxic activity using in vitro assays

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/em.22534

・Data tables

https://cebs.niehs.nih.gov/cebs/paper/15259

グリホサートとその代謝物であるAMPAはDNAの変異を誘発しない。

一部のグリホサート製剤がDNA傷害を誘発したがそれはグリホサート以外の成分による可能性が高い。除草剤の有効成分は表示されているが他の成分は「不活性」とみなされるため規制のプロセスで考慮されず企業秘密として報告されない。

全体としてNTPの遺伝毒性試験からはグリホサートが遺伝毒性による発がん性があることはありそうにない。他のメカニズムによる発がんの可能性は排除しない。グリホサートとグリホサート製剤による酸化的ストレスを焦点にしたハイスループットスクリーニング試験の結果は2023年後半に発表される予定である。

新しい知見はこれまでの報告と同様である。

 

[WHO]出版物

A guide to World Food Safety Day 2023: food standards save lives

6 March 2023

https://www.who.int/publications/i/item/WHO-HEP-NFS-AFS-2023.6

 

[EU]化学農薬使用を減らす:欧州委員会は優良規範のツールボックスを発表

Using less chemical pesticides: European Commission publishes toolbox of good practices

7 March 2023

https://food.ec.europa.eu/news/using-less-chemical-pesticides-european-commission-publishes-toolbox-good-practices-2023-03-07_en

https://agriculture.ec.europa.eu/news/using-less-chemical-pesticides-european-commission-publishes-toolbox-good-practices-2023-02-28_en

1300の例を含むIPMツールボックス

(もとになったプロジェクトの報告では経済的に実行可能な慣行農法に代用できる手法はない、と結論している。つまり農家には負担が大きい。それ(化学農薬を減らす)が本当に環境に良いかどうかもわからず(耕したり熱や資材を使ったり病原体等生物を蒔いたりするので)、収量減による経済的リスクがある。それでも推進するのは市民社会と政治がそれを要求するから、とのこと。じゃあ要求しなければ解決するのに。)

 

[フィンランド食品局]入院患者の栄養状態評価の欠陥-改訂栄養ケア助言がケアの有効性を改善するだろう

Deficiencies in assessing the nutritional status of hospital patients - A revised nutritional care recommendation will improve the effectiveness of care

March 7/2023

https://www.ruokavirasto.fi/en/foodstuffs/healthy-diet/uutiset/deficiencies-in-assessing-the-nutritional-status-of-hospital-patients---a-revised-nutritional-care-recommendation-will-improve-the-effectiveness-of-care/

フィンランドでは患者の栄養状態評価に改善が必要である。栄養不良は合併症リスクを増し回復を遅らせる。また看護の労働負担を増やし治療期間を延長する。

国家栄養評議会とフィンランド保健福祉研究所が栄養ケア助言改訂版を発表した。これには患者に提供される食事の栄養についての最低要件を含む。

 

論文

-市販の浄水システムが4人の入院患者の病原体感染を引き起こした可能性がある

Commercial water purification system may have caused pathogen infection in 4 hospitalized patients

6-MAR-2023

https://www.eurekalert.org/news-releases/981221

Annals of Internal Medicineに発表された、Brigham and Women's病院に市販の浄水装置を入れて殺菌に必要な塩素を取り除いたせいで多剤耐性Mycobacterium abscessus感染がおこった可能性がある事例の報告

 

-世界の毎日の大気汚染の世界初の研究は、地上に安全な場所はほとんどないことを示す

World first study into global daily air pollution shows almost nowhere on Earth is safe

6-MAR-2023

https://www.eurekalert.org/news-releases/981645

大気中PM2.5の研究の結果、WHOの安全レベル(15 μg/m³以下)なのは世界人口の0.001%のみであることを発見した。Lancet Planetary Health

(それはWHOの基準の方がおかしいのでは。)

 

-健康に良い可能性のあるマフィン

Muffins that could be good for your health

7-MAR-2023

https://www.eurekalert.org/news-releases/981765

マフィンは好き?美味しくてふわふわで人工添加物はなくたくさんの有用栄養素を含むマフィンは。Foodsに発表された新しいマフィンの開発。

食品加工の残りものの価値をあげるノルウェーとインドの共同プロジェクトで熱帯の植物ローゼル(Hibiscus sabdariffa)の抽出物をいろいろな組成で含むローゼルマフィンを作った。(写真)ハイビスカスの花はお茶やジュースに使われる。残った萼は利用されていないので可能性を探っている。

(着色目的でも着色料ではなく原材料だと強弁することで認可のためのいろいろな作業を省略し、その上人工添加物は使っていませんなどと宣伝する「健康食品」。ノルウェーはEU非加盟なので新規食品制度はないのだろうか。添加物だけ厳しく管理する意味がもうなくなっている)

 

-プラスチックコンテナにはPFASが含まれる可能性があり、食品に入る

Plastic containers can contain PFAS — and it’s getting into food

7-MAR-2023

https://www.eurekalert.org/news-releases/981938

Environmental Science and Technology Letters

家庭用洗浄剤や農薬、パーソナルケア用品に使われるフッ素化高密度ポリエチレンプラスチックコンテナにPFASが検出されるものがある。EPAの報告に続いてこれら容器のPFASが食品に移行する可能性があることを示した。

(食品用ではないものを食品に使うと移行する可能性があるから消費者暴露リスクがある、と主張)

 

-シフト労働に反対する根拠の重みが大きくなる

The weight of evidence against shift work is getting hefty

Aisha Dow March 7, 2023

https://www.smh.com.au/national/the-weight-of-evidence-against-shift-work-is-getting-hefty-20230306-p5cpsn.html

シフト労働は心疾患や認知症と関連し「おそらく」がんの原因となるとされている。今回新しい研究が、さらにウエストにも悪い可能性があることを示す。

Monash大学のレビューによると、日勤と夜勤のシフト労働をしている人は定期労働者より毎日平均264キロジュール余分に食べる。毎日100キロジュール余分に食べることは年に0.5kgの体重増加になる。

Dietary Patterns under the Influence of Rotational Shift Work Schedules: A Systematic Review and Meta-Analysis

Advances in Nutrition Available online 1 February 2023

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2161831323000066

 

-欧州の食品加工とがんリスク:前向きEPICコホート研究の結果

IARC

Food processing and cancer risk in Europe: results from the prospective EPIC cohort study

7 March 2023

https://www.iarc.who.int/news-events/food-processing-and-cancer-risk-in-europe-results-from-the-prospective-epic-cohort-study/

https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2023/03/pr330_E.pdf

IARCと協力者による新しい論文が、加工食品と超加工食品と飲料を、同じ量の加工されていない食品と飲料に置き換えれば各種がんのリスクが減るかもしれないと示唆する。

Food processing and cancer risk in Europe: results from the prospective EPIC cohort study

The Lancet Planetary Health

Volume 7, Issue 3, March 2023, Pages e219-e232

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2542519623000219?via%3Dihub

(ひたすら仮定に仮定を重ねて計算している。パンの代わりに全粒小麦をそのまま食べろと言われても(工場で作られたものを買ってはダメらしい)。缶詰や瓶詰めすら良くないもの扱いって果物がいつでも採れるとでも思っているのだろうか?フライドポテトは最小限の加工、のはずなのに悪い方に入れられているような)

 

その他

-科学にタンパク質絵文字emojiが必要なわけ

Why science needs a protein emoji

06 March 2023  Andy Tay

https://www.nature.com/articles/d41586-023-00674-1

絵文字は科学コミュニケーションの武器の一つである。計算機化学者Andrew Whiteが応用を説明する

2018年にDNA分子や微生物、白衣、ペトリ皿のような科学絵文字が多数私たちの携帯電話のキーボードに現れた。その後数年で他の絵文字が増え、2022年にはRochester大学のAndrew Whiteがプロテイン絵文字を提案した。彼はこのうまくいかなかった経験の動機とプロセスを語った。

 

-何故主導的科学者がベーコンの発色剤を禁止したいのか

Why leading scientists want to ban the food colourant in BACON

7 March 2023 By JOHN NAISH

https://www.dailymail.co.uk/health/article-11827249/Why-leading-scientists-want-food-colourant-BACON-banned.html

ハムやベーコン、ソーセージに使われている亜硝酸は禁止すべき、と世界がん研究基金(WCRF)いう。WCRFの新しい研究によると英国人の2/3が亜硝酸を含む加工肉を毎日食べているが、約60%がそれが大腸がんリスクを上げることを知らなかった。

昨年12月にはQueen’s University Belfastの科学者が亜硝酸を含む加工肉を餌の15%にしたマウスは亜硝酸を含まない肉を与えたマウスより腸に腫瘍を多く発症することを発見している。

加工肉の亜硝酸禁止を求めているElliott教授は事業者が加工肉に亜硝酸を入れるのは安全のためではなく見た目を良くするためだと主張する。またElliott教授は英国の肉業界にも自主的に亜硝酸を禁止するようロビー活動をしている。

 

-アメリカ人の「ホンモノ」の探求はしばしば間違った情報に基づいている(パート1)

Americans’ Quest For ‘Authenticity’ Is Often Ill-Informed (Part 1)

By Henry I. Miller, MS, MD — February 28, 2023

https://www.acsh.org/news/2023/02/28/americans%E2%80%99-quest-%E2%80%98authenticity%E2%80%99-often-ill-informed-part-1-16904

多くの人が、実際には有用な各種「~が含まれていない」という製品や役に立たないレメディの偽りの主張に誤解させられて高い値段を払っている。デマは健康と財布の両方を脅かす

無添加表示、殺菌しない牛乳、ホメオパシーなど

 

アメリカ人の「ホンモノ」の探求はしばしば間違った情報に基づいている(パート2)

Americans’ Quest For ‘Authenticity’ Is Often Ill-Informed (Part 2)

By Henry I. Miller, MS, MD — March 7, 2023

https://www.acsh.org/news/2023/03/07/americans%E2%80%99-quest-%E2%80%98authenticity%E2%80%99-often-ill-informed-part-2-16905

世界最大の消費者詐欺は有機農業である。それは実際にはそうでないのにそのふりをして、極めて成功した。

微生物やカビ毒が多く健康的ではなく収量が低く環境に良くもない、そのうえ偽装が多く、有機を偽装した慣行栽培品のほうが安全という皮肉