2023-04-17

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課

2023.3.31〜2023.4.6

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43311

2023.3.24〜2023.3.30

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43310

 

[MFDS] [報道参考] 東西食品のコーヒーミックス異物はシリコーンパッキンと確認、行政処分など措置 

食品管理総括課 2023-04-05

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47140&

食品医薬品安全処は東西食品がコーヒーミックス製品を自主回収した事実を認知して4月3~4日に現場調査を行った結果、最終製品であるコーヒーミックスに異物(シリコーンパッキン)が混入されたことを確認し管轄官庁に行政処分を要請し、当該業者から関連製品を回収した。

欧州連合(EU)の基準によると、シリコーン樹脂などの高分子物質は一般に体内で消化・吸収されずに体外に排出されるため、シリコーン樹脂による潜在的な健康被害は極めて少ないとされている。

<添付> 東西食品コーヒーミックス回収製品および異物関連資料

 

[MFDS]青少年、高カフェイン飲料の過剰摂取に注意

食生活栄養安全政策課 2023-04-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47137

食品医薬品安全処は青少年のカフェイン過剰摂取を減らすためにコンビニや高カフェイン飲料*の陳列台に「カフェイン摂取」の注意文を表示し、過剰摂取時の副作用を知らせるモデル事業を全国に拡大する。

*高カフェイン飲料:100 mlあたりカフェイン15 mg以上を含む飲料

今回の事業は青少年の高カフェイン飲料摂取が継続的に増加*することにより、カフェイン過剰摂取に対する副作用を認知し、日常生活で高カフェイン飲料**の摂取を自ら調節できるように、カフェイン過剰摂取副作用などに関する情報を広報するために用意した。

*中高生の高カフェイン飲料週3回以上摂取率(%):(’15年)3.3→(’17年)8.0→(’19年)12.2(出処:疾病管理庁)

**高カフェイン飲料を摂取する青少年の30%が1日3本以上摂取した経験があると回答(出典:’20年食薬処)

 

[MFDS]モデル事業は’21年からソウル、京畿地域の中・高校周辺のコンビニ(314店舗)を中心に実施し、今年は全国中・高校周辺コンビニ(695店舗)に拡大する

事業期間は従来4ヶ月であったが、今年は高カフェイン炭酸飲料の需要が増加する試験期間を考慮し、4月から6月、9月から11月までの6ヶ月間、コンビニの高カフェイン飲料陳列台に「カフェイン過剰摂取注意」というフレーズを表示する。

また、カフェイン過剰摂取による睡眠障害などの副作用情報とともに、高カフェイン飲料表示の確認方法や、高カフェイン飲料一日1缶の超過摂取自制*などを知らせるための広報コンテンツをコンビニ決済画面で年末まで送信する。

*60 kgの青少年のカフェイン最大一日摂取勧告量は150mgで、市販されている高カフェイン飲料は1缶(250~355 ml)に60~100 mgのカフェイン含有

併せて、夏休み期間には青少年食薬学リーダー*と共にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でカフェイン摂取を減らすための広報を行い、学校で栄養教師などがカフェイン過剰摂取予防教育に活用できる資料を常時提供する予定である。

*中・高校生が生活の中で食医薬安全習慣を学び実践する食薬処コミュニケーションプログラム(’11年から毎年運営)

参考までに、昨年コンビニ陳列台カフェイン摂取注意文表示に対する国民認識調査の結果「カフェイン摂取を減らすのに役立つ」と答えた割合が77%で肯定的な結果を得た。

<添付> 陳列台の注意文表示と決済画面広報ポスター

 

[MFDS] [報道参考] 食薬処、日本産食品の放射能安全管理を慎重に行っています

輸入食品政策課 2023-03-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47135

食品医薬品安全処は福島原発事故(2011.3.11)以後、韓国国民の健康と安全を確保するために、国内に輸入される日本産食品に対する放射能安全管理を徹底し慎重に実施している。

食薬処は福島近隣8県*水産物(ホヤ、ホタテ、マダイなど)および15県**27農産物(キノコ類、米、ワラビ、大豆など)に対して輸入禁止措置を施行中である(別紙を参照)。これにより、輸入規制以前に韓国に輸出されていた宮城県のホヤなどは現在輸入されていない。

*青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉

**8県+神奈川、長野、埼玉、山梨、静岡、新潟、山形

その他すべての日本産食品については輸入ごとにセシウムなどの放射能検査を行い、微量でも検出されるとストロンチウムなどの追加核種証明書を要求しており、事実上放射能に汚染された食品は国内に輸入されないようにしている。

また、放射能検査装置を持続的に拡充し2021年1月から放射能検査時間を既存の1800秒から1万秒に強化し*検査結果の精度を高めた。

*検出限界1800秒(0.5~0.9 Bq/kg)、1万秒(0.2~0.3 Bq/kg)

日本産輸入食品放射能検査の結果は、「輸入食品放射能安全情報」ホームページ(radsafe.mfds.go.kr)で毎日公開している。提供される食品放射能検査情報は、▲輸入食品放射能検査の現況、▲食品放射能安全管理および検査手続き、▲海外製造業者の住所など。

食薬処は今後も国民の健康と安全を最優先原則として、日本産食品の放射能安全管理に必要なすべての措置を尽くす計画である。

<添付> 日本産水産物及び農産物禁止の現状

 

[MFDS]あなたの食生活パターンは?

栄養機能研究課 2023-03-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47134

食品医薬品安全処は食習慣が不規則な青年層の健康的な食生活のために、自分の食事のタイプを簡単に調べ、そのタイプに応じたカスタマイズガイドを提供する「青年食生活ガイドプログラム(ヘルス-U)」を3月31日から食品安全国に公開する。

今回のプログラムは青年層の食生活評価指数*を分析した結果、他の年齢層に比べてはるかに低く、朝食の欠食率も最も高く、青年たちが日常生活でバランスのとれた食生活を実践するのに役立つように設けた。

*19歳以上の成人が食生活指針の推奨事項をよく遵守しているかを定量的に評価するツールで、合計14項目を評価して点数化したもの(満点100点)(出処:「20年疾病管理庁」)

「青年食生活ガイドプログラム」は個人が「食事タイプテスト」に基本情報を入力すると、便利、感情、流行または健康的な食事型で自動判別され、そのタイプによって健康的な食生活のためのカスタマイズガイドを提供する。

食薬処は就学前の子供から高齢者まで生涯周期別にバランスのとれた食生活を図るため、個人の食習慣を簡単に診断しカスタマイズガイドを提供する栄養指数*プログラムを開発して昨年から提供している。

*栄養指数(Nutrition Quotient,NQ):食事行動、食事の質および栄養状態を総合的に評価して点数化した指標(就学前の子供、学齢期の子供、青少年、成人、高齢者)

<添付1> 青年食生活ガイドプログラム(ヘルス-U, Health for the Youth)

<添付2> 食生活評価指数(Healthy Eating Index、HEI)

 

[MFDS] [部署合同] 苦いミニトマトの出荷制限および自主回収勧告

食中毒予防課 2023-03-30

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47128

農林畜産食品部と食品医薬品安全処はミニトマトを食べて嘔吐、腹痛などが発生する理由は、熟していないトマトに存在するトマチン*(Tomatine)成分が原因である可能性が高いと発表した。これによりミニトマト摂取時に苦味を感じる場合には摂取しないよう要請した。

*トマチン:トマトの生長期に自然に生成される物質で成熟過程で自然に分解

政府は3月30日、農食品部、食薬処、忠南農業技術院など関係機関と栄養・毒性専門家とともに緊急協議会を開催し、トマト摂取による嘔吐発生原因と今後の消費者被害防止方案を議論した。

協議会に参加した専門家たちは、嘔吐を誘発した原因が特定品種のトマトが収穫前の熟成段階で低温にさらされ植物の自己保護物質であるトマチンが多く生成され、十分に熟した後にもトマチンが残って苦味と嘔吐を誘発したものと推定されると意見を集めた。ただし、特定品種(国内品種登録番号HS2106)以外のトマトには問題がないことを確認した。

これと関連して忠南農業工学院は当該品種の収穫期である1月下旬に平均気温が平年より約3℃ほど低く、トマトが低温生長することによってトマチンが生成されたと予測した。

現在までに食中毒の発症と因果関係があるトマト栽培農家は3農家で、そのうち1農家はすでにトマトを廃棄しており市場に流通されていないことが確認されている。

また、政府は残りの2農家を対象に一時的な出荷制限措置命令および自主回収を勧告し、精密検査の結果、一般のトマトと差がないという証拠が確保されれば出荷を再開する予定である。

食薬処は3月から保育園や幼稚園などの給食で提供されたミニトマトを摂取した一部の子供が嘔吐や腹痛を訴える食中毒の疑い申告を受け原因を調査した結果、食中毒菌や残留農薬など一般的な食中毒の原因とは因果関係がなく、ただしミニトマトの流通経路を追跡した結果、当該トマトがすべてHS2106品種であることが確認された。

また、専門家の意見ではトマト摂取後1時間以内に嘔吐や腹痛の症状が一時的に現れることがあるが簡単に回復でき、嘔吐や下痢を抑制する薬は摂取しない方がよいと勧告した。ただし、摂取量が多かったり症状がひどい場合は、すぐに近くの病院で治療を受けなければならないと述べた。

政府は関係機関と積極的に協力して被害拡散を最小化し、国民の安全な食生活環境を作るために最善を尽くすと明らかにした。

 

[MFDS]ズッキーニカボチャ関連

(注:返品・補償方法案内パンフレットの絵からは見た目はほぼズッキーニのようだがズッキーニカボチャと記載)

-[部署合同] 国内産ズッキーニカボチャの種子から未承認LMOを確認、販売停止および回収・廃棄措置

農水産物安全政策課 2023-03-27

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47110

農林畜産食品部所属の国立種子院は、国内で生産されたズッキーニカボチャ種子の一部が、承認されていない遺伝子組換え生物体(Living Modified Organisms、以下LMO)と判定されたと発表した。

※ ズッキーニカボチャは豚カボチャなどとも呼ばれ、一般家庭で主に消費するズッキーニやカボチャなどとは異なる品目

※ LMOズッキーニカボチャの生産量は国内総カボチャ生産量(2021年約24万3千トン)の4%水準であり、3月中の予想出荷量は960トンと推定

※ 現在承認されているLMOは農業用(飼料用)で大豆、トウモロコシなど5品目、食品加工用で大豆、トウモロコシ、菜種など6品目であり、2022年基準で農業用940万トン、食品加工用165万トンなど計1100万トン程度が輸入され使用されている

政府は「遺伝子組換え生物体の国家間移動等に関する法律(以下「LMO法」)」により承認されていないLMO種子が国内に流通することに伴い、3月25日に国務調整室、農食品部、食品医薬品安全処、農林畜産検疫本部、国立種子院など関係機関合同緊急対策会議を開催し、必要なすべての措置を迅速に推進することにした。

まず、農食品部は「LMO法」に基づき当該種子の販売を禁止して回収しており、農家で栽培中のズッキーニカボチャについては報道資料配布後直ちに(3月26日22時から)出荷を暫定停止し、全数調査を行いLMO陰性が確認された場合のみ4月3日から出荷を再開することにした(別紙1参照)。また、消費者および流通業者が保有しているズッキーニカボチャは直ちに(3月26日22時から)販売を停止し、3月29日から4月2日まで食品医薬品安全処を中心に全量回収・買取を推進する一方(別紙2参照)、ズッキーニカボチャを原料として使用した加工食品も直ちに(3月26日22時から)暫定販売停止し、回収・検査後に異常がない場合に販売を許容する予定である(別紙3参照)。

今回未承認LMO種子が発見された経緯は次の通りである。昨年、外国産ズッキーニカボチャ種子の輸入検疫手続きでLMOが発見されたことにより、国立種子院は国内で新品種登録のために出願されるズッキーニカボチャ種子に対しても今年からLMO検査を実施している。国内A社が新規開発して出願したズッキーニカボチャ種子がLMOと判定され、当該種子はB社が販売した種子を使用して育種されたものと把握された。これを受け国立種子院がズッキーニカボチャ種子(121種)と韓国カボチャ種子(126種)全体に対してLMO検査を行った結果、B社のズッキーニカボチャ種子2種がLMOと確認され、韓国カボチャ種子からはLMOは検出されなかった。当該LMO種子2種はB社が米国で承認された種子を輸入して国内検疫手続きなどを踏まずに育種して販売したもので、2015年から最近まで流通していたことが把握された。参考として、米国食品医薬局(FDA)、動植物検疫局(APHIS)、カナダ保健省(Health Canada)などは、当該LMOが人体に有害ではなく、環境への影響も一般のカボチャと同水準だと判断している。また、国内専門家諮問によると、米国、カナダでも’95年以後に安全性が確保され承認・摂取しており、成分などにおいても一般のカボチャと差がない点を考慮する際に摂取しても問題がないという意見だった。

国内流通種子から「LMO法」により承認されていないLMOが検出され、政府は外国でLMOが開発・流通している30余りの農産物品目の種子全体に対してLMO検査を実施し、LMOが検出された場合、関連法律に従って販売停止および廃棄する予定である。

政府はB社が国内承認手続きなしにLMO種子を搬入した経緯を綿密に調査し、違法事項がある場合は「LMO法」などに従って措置する。また、関係省庁間の緊密な協力を通じて徹底的に事後管理を推進し、現行制度上の問題を点検して補完していく。

<別紙1> 産地出荷停止および全数検査手順

<別紙2> 販売停止・回収など流通管理計画

<別紙3> 加工食品管理計画

 

-[部署合同] ズッキーニカボチャの返品、このようにして下さい!

農水産物安全政策課 2023-03-28

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47119

農林畜産食品部と食品医薬品安全処は3月29日から4月2日まで、国内産ズッキーニカボチャを購入した購入先や近くの大型マート、卸売市場に返品して補償を受けることができると発表した。

ただし、保管しているズッキーニカボチャがなければ補償できず(領収書のみでは補償不可)、返品期間は3月29日から4月2日まで。4月3日からはLMO陰性と確認された農家の出荷が再開され返品できないので、必ず期間内に近くの大型マートなどに来店する必要がある。補償基準は、購入領収書単価または購入領収書がない場合はズッキーニカボチャ1個につき千ウォンを基準に補償する。

<添付1> ズッキーニカボチャ返品・補償方法案内

<添付2> 質疑応答

<添付3> ズッキーニカボチャ返品・補償方法案内ポスター

 

-「ズッキーニカボチャ」加工食品全数調査、2件検出・措置

食品管理総括 2023-04-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47136

食品医薬品安全処はズッキーニカボチャを原料として使用していることが確認されたすべての食品を対象に、去る3月27日から4月1日まで迅速に検査を実施した結果、2つの製品(貼付参照)から未承認のカボチャ遺伝子が検出され、該当製品を直ちに差し押さえて管轄自治体に回収・廃棄するよう要請した。

<添付> 未承認ズッキーニカボチャ遺伝子検出加工食品(2件)

 

- [報道参考] 流通残量確認過程で「ズッキーニカボチャ」の加工食品3件から未承認遺伝子を追加検出・措置

食品管理総括課 2023-04-10

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47150

食品医薬品安全処はズッキーニカボチャを原料とした加工食品に対する流通残量確認過程で、中間流通業者などに保管中の6件を追加で回収・検査した結果、3製品から未承認のカボチャ遺伝子が検出され、直ちに差し押さえて管轄自治体に回収・廃棄するよう要請した。

食薬処は過去の点検*で在庫が確認されなかった製品のうち消費期限が長く流通業者などで保管可能な製品(25社44製品)に対して調査を行い、6製品が追加で確認されたので迅速に回収・検査を進めた。

*ズッキーニカボチャを使用して品目製造報告した234社を全数調査し、76社108製品回収・検査→2社2製品から遺伝子が検出され回収・廃棄措置

未承認のカボチャ遺伝子が検出された3製品は、食薬処が現在まで暫定流通・販売停止措置を解除していない製品で、通常の流通経路で消費者が当該製品を購入する可能性はない。

該当製品を購入・保管している消費者・流通業者は、直ちに製造業者に返品する必要がある。食薬処は今後、一部回収できなかった製品に対しても迅速に検査し、検出が追加で確認されれば回収など措置し、国民が安全な食品を消費できるよう最善を尽くす。

<添付> 未承認ズッキーニカボチャ遺伝子検出加工食品(3件)

 

(参考

遺伝子組換えカボチャは以下の二種が承認されている

Asgrow Seed Co

Event Name: CZW3

https://www.isaaa.org/gmapprovaldatabase/event/default.asp?EventID=242

 

Event Name: ZW20

https://www.isaaa.org/gmapprovaldatabase/event/default.asp?EventID=243

Cucurbita pepo - Squash

ペポカボチャ  Cucurbita pepo subsp. ovifera var. ovifera)

 

[EU]「ミツバチと農家を救え!」:欧州市民請願の100万人の署名がEU共同立法者に環境への野心を維持するよう伝える

“Save bees and farmers!”: One million signatures in European Citizens' Initiative signals EU co-legislators to keep environmental ambition

5 April 2023

https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_23_2084

欧州委員会は本日「ミツバチと農家を救え!健康的な環境のためにミツバチに優しい農業にむけて」市民請願に対応している。

欧州委員会は市民請願を歓迎し、請願の成功は受粉媒介者と生物多様性を守り持続可能な農業を支持する明確なサインである。この文脈で欧州委員会は欧州議会に対して既に提案されている法案の迅速な合意を探るようよびかける。

(市民請願の要請は2035年までに合成農薬全廃(なおGMOも反対)で、欧州委員会の回答は現在提案されている2030年までに化学農薬の使用とリスクを50%減らす案の採択に向けて頑張ります、とのこと。現在の法案も農家に打撃を与え食料安全保障を脅かすことから反対が強まっている。市民請願によると企業が関与しない小規模農家の地元生産だけで豊かな生活ができるそうなのでやってみればいいのでは。)

 

[WHO/ECDC]WHO/ECDC報告書:欧州地域で薬剤耐性が患者の安全性を脅かしている

WHO/ECDC report: antimicrobial resistance threatens patient safety in European Region

14 Apr 2023

https://www.ecdc.europa.eu/en/news-events/whoecdc-report-antimicrobial-resistance-threatens-patient-safety-european-region

二回目の「欧州の薬剤耐性サーベイランス」報告書がECDCとWHO/欧州により合同で2023年4月14日に発表され、WHO欧州地域のいくつかの国でカルバペネムのような最終ラインの抗生物質への高い耐性割合が示された。報告書は2021年のデータを扱っている

 

[DHSC]がん生存率が約10%改善

Cancer survival rates improve by almost 10%

13 April 2023

https://www.gov.uk/government/news/cancer-survival-rates-improve-by-almost-10

最新の数値によると、がんと診断された人の4人中3人が最初の一年は生き延びる、一部のがんの生存率は高い

2005年と2020年を比較

詳細は以下

Cancer survival: Index for sub-Integrated Care Boards, 2005 to 2020

https://digital.nhs.uk/data-and-information/publications/statistical/cancer-survival-in-england/index-for-sub-integrated-care-boards-2005-to-2020

 

その他

-遺伝子組換え観葉植物があなたの空気をきれいにしに来る

Genetically Modified Houseplants Are Coming to Clean Your Air

APR 11, 2023

https://www.wired.com/story/neoplants-air-purification-pothos-devils-ivy/

Neoplants社が同社のポトスは空気清浄機能が優れているという-しかしその仕事をさせるにはまだやるべきことが多いだろう

パリのスタートアップ企業Neoplantsの遺伝子組換えゴールデンポトスNeo P1の記事

(普通のポトスたくさんおいた方が有効かも・・どちらにせよ気のせいレベルだけど)

 

-科学者は遺伝子組換えマンモスでミートボールを作った-ただし誰も食べられない

Scientists have created a meatball made from a genetically-engineered mammoth—but no one is allowed to eat it

BYPRARTHANA PRAKASH March 31, 2023

https://fortune.com/2023/03/30/mammoth-meatball-vow-australian-lab-grown-meat/

今週初め、オーストラリアの培養肉企業Vowが完全に実験室で培養した毛の生えたマンモスの肉で作ったミートボールを発表した。ただし誰もまだ食べられない。

Vowの創設者Tim Noakesmithは「これはエイプリルフールのジョークではない」とAssociated Pressに語った。「これは革新である」。そのミートボールは今オランダの科学博物館Rijksmuseum Boerhaaveに展示されている。

Vowはマンモスの遺伝子配列の情報をつかって、わからないところはアフリカ象などのデータで補完し、それらを羊の細胞に挿入してミートボールの大きさになるまで細胞を増やした。

 

-CSPI

FDAへの市民請願へのコメント

Comment on Citizen Petition for the U.S. Food and Drug Administration

Updated: April 13, 2023

https://www.cspinet.org/resource/comment-citizen-petition-us-food-and-drug-administration

米国で販売されている全ての包装済み食品に、栄養特異的、説明的包装表面栄養表示システム義務を採択するようもとめる

https://www.cspinet.org/sites/default/files/2023-04/NANA%20sign%20on_FOPNL_4-11-23.pdf

 

米国で包装表面表示義務化に広範な支持

Widespread support for mandatory front-of-package labeling in the United States

Updated: April 5, 2023

https://www.cspinet.org/resource/widespread-support-mandatory-front-package-labeling-united-states

2023年3月にCSPIが行った全国世論調査で、75%が包装表面栄養表示義務化に賛成

(塩が多い、砂糖が多い、飽和脂肪が多い、といった類いの表示)

 

FDAは食品の10年削減目標を設定することでアメリカ人のナトリウム摂取量を減らすよう強く求められる

FDA urged to reduce Americans’ sodium consumption by setting 10-year reduction targets in food

Updated: April 6, 2023

https://www.cspinet.org/press-release/fda-urged-reduce-americans-sodium-consumption-setting-10-year-reduction-targets-food

CSPIがFDAに請願した

 

-発がん物質だらけ

Awash in Carcinogens

Joe Schwarcz PhD | 12 Apr 2023

https://www.mcgill.ca/oss/article/medical-health-and-nutrition/awash-carcinogens

イエス、私たちの周囲は発がん物質だらけである、しかしパニックになる必要はない

Percival Pott卿は煙突掃除の男性の陰嚢がんに興味をもち、1775年に初めて環境要因によるがんを同定した影響力の大きい論文を発表した。彼は煙突のすすががんのリスク要因だと結論した。彼は正しかった。煤には発がん性がわかっている多数の化合物が含まれる。

発がん物質は、一定の条件でがんを誘発する能力のある物質である。がんの一部は遺伝性だが、大部分は細胞が分裂する通常のプロセスで、放射線やある種の化合物によるDNAの傷害などで間違いが生じることでおこる。しかし悪魔は細部に宿る。煙突掃除人の全員ががんになるわけではない。暴露のタイプと期間が問題である。日光は皮膚がんの原因であるが、冬のモントリオールでランチに出かけるときとオーストラリアの真夏の正午にビーチで寝そべることには大きな違いがある。さらに日焼けした人全てが皮膚がんになるわけではない。喫煙者が全員がんになるわけではなくベンゼンに暴露された全ての人が白血病になるわけではない。どうして?

人体にはDNA傷害を修復する防御機能があるが限度がある。しかしその限界は皆同じではない。遺伝、身体のフィットネス、食事など。だから発がん性についての議論にはいつも「かもしれない」「可能性がある」「おそらく」のような用語がちりばめられる。

多くの機関が発がん物質を異なる分類をしていて、最もよく使われるのがIARCであろう。IARCはグループ1と2A、2Bのおそらく、可能性がある、既知の、発がん物質として450以上の物質をリストアップしている。

2015年にIARCがグリホサートを「ヒト発がん性の可能性がある」に分類したとき人々の懸念が高まった。しかしその数ヶ月後にEFSAがグリホサートががんの原因になることはありそうにないと結論した。どうして結論が違うのか?どちらが正しいのか?実際どちらも。IARCはハザードを評価しEFSAはリスクを評価した。IARCはある物質が何らかの状況で何らかの動物にがんを誘発できるのなら、それがどんなに極端な条件であってもそれに「発がん物質」のレッテルを貼る。しかしEFSAやヘルスカナダのようなリスクアナリシスでは、現実的な暴露でがんになる可能性を評価するのである。多くの人にとって意味があるのはこちらの評価である。

こうした情報から私たちはどうすればいい?全ての既知あるいは疑われる発がん物質を避ける方法はない。しかし飲酒と日焼けを減らし禁煙し、加工肉や焦げた食品を貪らないようにすることはできる。野菜や果物は修復機構の役に立つだろう。そして煙突掃除の仕事を依頼されたら、しないこと。

(一部)

 

-メキシコの詐欺的クリニックは実験的免疫療法に大きく賭ける

Quack Clinics in Mexico Bet Big on Experimental Immunotherapy

Jonathan Jarry M.Sc. | 14 Apr 2023

https://www.mcgill.ca/oss/article/critical-thinking-pseudoscience/quack-clinics-mexico-bet-big-experimental-immunotherapy

過去10年はコーヒー浣腸やレアトリルがそうだった。搾取的病院は現在はがん患者に免疫療法をまるでオールナチュラルであるかのように売っている

重要メッセージ

・メキシコや海外の多くの病院が絶望したがん患者に誇大宣伝治療法を有害でなく痛みもないと約束して売っている。

・これらの治療法はしばしば免疫療法とされる。本物の免疫療法は期待できるがん治療法だが、彼らが高値で販売しているのは患者を保護することなく安全だとの約束とハチが手深刻な有害影響を引き起こす可能性がある

 

-動画

Dr. Joe Schwarcz終末糖化産物について議論する

Dr. Joe Schwarcz discusses advanced glycation end products

https://www.youtube.com/watch?v=GieJ83j7I5M

安息日のユダヤ伝統料理cholentからメイラード反応について

アクリルアミドのようなAGESは良くないから減らせと言われても、Dr. Joeはたまに食べる懐かしい家庭料理には美味しい方がいいとのこと

 

オレンジジュースにとって大切なのは何?

What counts as orange juice? | The Right Chemistry

https://www.youtube.com/watch?v=4jtzHt6P0Rc

PFASについて

オールナチュラルオレンジジュースからPFASが極微量検出されたため消費者を欺いたと訴えられている件

Dr. Joeはそれがリスクになるとは思わないが裁判の行方には関心がある。なおオレンジジュースには天然の糖が含まれるがラベルには糖無添加と書いてある。これも訴えたらどうなるのだろうか?

 

詐欺!

Cup o'Joe-Scam!

https://www.youtube.com/watch?v=haUHaSn3RZk

携帯電話の電磁波からあなたの脳を守る、あるいはWi-Fiがあなたのチャクラに干渉するのを予防する“SmartDot”ステッカーや特別なジュエリーについて。