2023-08-28

[FAO]世界的食品安全緊急対応ネットワークが2020-2021年の活動を報告

Global food safety emergency response network reports 2020-2021 activities

23/08/2023

https://www.fao.org/food-safety/news/news-details/en/c/1649093/

INFOSAN活動報告書2020–2021年

INFOSAN Activity report, 2020–2021

https://www.fao.org/documents/card/en/c/cc7238en%20

FAOとWHOは、新たに発表された2020-2021年の2年間の国際食品安全機関ネットワーク(INFOSAN)活動報告書の中で、食品安全インシデントが過去最多数記録されたと指摘した。期間中、INFOSAN事務局は、2018-2019年の162件の約2倍となる375件の国際食品安全事象に対応し、このネットワークが2004年に設立されて以降最多となった。INFOSAN事務局はこれらのイベント中に、自国への、また自国からの関係する製品の流通の詳細など、コミュニケーション、メンバーの結びつき、必須情報の入手手段の確保を促進した。事務局が提供した支援も、通知されたアウトブレイクの発生源を当局が特定するのに役立った。信頼できるタイムリーな情報を得ると、貿易を通して汚染された食品がさらに流通するのを防いだり、リコールを活発にすることによって、食中毒の発生率を軽減する各国の立場をより良くすることができる。

この報告書は、国際緊急対応活動が増加する理由を考察し、潜在的な理由、すなわち、食品安全リスクの認識の高まり、食品安全問題の報告の改善、パートナーとの協力の強化、加盟国レベルまたはINFOSAN事務局での能力の強化などをリストアップしている。

概して、INFOSAN事務局は2020-2021年の2年間のあいだに国際的に懸念される375の事象に関与した(付属書A及びB参照)。生物学的ハザード212件、非表示のアレルゲン65件、物理的ハザード47件、化学物質ハザード42件、特定されていないハザード9件だった。

非表示のアレルゲンハザードに関しては、最多頻出は牛乳に関する事象(21)で、その他の非表示のアレルゲンインシデントは、ピーナッツ(10)、ダイズ(9)、卵(8)、グルテン(3)、マスタード(3)、カシューナッツ(2)、ヘーゼルナッツ(2)、ピスタチオ(2)、ゴマ(2)、貝類(2)、小麦(2)、アーモンド(1)、ラクトース(1)、クルミ(1)だった。化学物質ハザードに関しては、最多頻出はヒスタミンに関する事象(19)で、食品安全事象の原因となったその他の化学物質ハザードは、メタノール(7)、エチレンオキシド(2)、パツリン(2)、アクリルアミド(1)、アミグダリン(1)、クレンブテロール(1)、クロルピリホス(1)、抽出可能なシアン化物(1)、ヒアルロン酸(1)、過酸化水素(1)、マラカイトグリーン(1)、フィトヘマグルチニン(1)、ピロリジジンアルカロイド(1)で、特定されない化学物質事象が1件だった。

 

[EFSA]意見等

-メトリブジンの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance metribuzin

EFSA Journal 2023;21(8):8140 24 August 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8140

(農薬の結論)

 

-メトコナゾールの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance metconazole

EFSA Journal 2023;21(8):8141  24 August 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8141

(農薬の結論)

2件とも同じ

情報不足と懸念が確認された。

 

-生食用ブドウ、ニンニク、ハチミツのピリメタニルの既存MRLs改訂

Modification of the existing maximum residue levels for pyrimethanil in table grapes, garlic and honey

EFSA Journal 2023;21(8):8195 23 August 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8195

(理由付き科学的意見)

 

[EU]RASFF 2023(0820-0826)

警報通知(Alert Notifications)

フィリピン産ウェハースの未承認添加物、中国産フードサプリメントの未承認物質バルデナフィル、スロベニア産クッキーのテトラヒドロカンナビノール(THC)、デンマーク産リンゴジュースのパツリン、ドイツ産各種フードサプリメントの未承認新規食品成分 5-HTP/グリフォニア抽出物・N-アセチル-L-チロシン・N-アセチル-L-カルニチン塩酸塩及びカフェイン高含有、スペイン産米油の3-MCPD及びグリシジルエステル類、トルコ産ミネラルウォーターのヒ素高含有、ナイジェリア産オランダ経由キャッサバ粉のシアン化物、スペイン産有機オリーブオイルのミネラルオイル成分 (MOSH及びMOAH)、

注意喚起情報(information for attention)

インド産ターメリックのアフラトキシン、ケニア産オランダ経由スナップエンドウのクロロタロニル、ベトナム産カレー粉の未承認着色料スーダン4、モロッコ産スイカのメソミル及びオキサミル、エクアドル産皮むきエビの尻尾の亜硫酸塩、中国産ホームセンターなどの皿からのホルムアルデヒドとメラミンの不安定な溶出、アルゼンチン産ピーナッツのアフラトキシン、英国産エネルギードリンクのカフェイン高含有、ポーランド産フードサプリメントの医薬品成分(バレリアンの根抽出物)、トルコ産生鮮サクランボのジメトエート及びオメトエート、

通関拒否通知(Border Rejections)

トルコ産ペッパーのアセタミプリド、インド産クミン種子のクロルピリホス及びエチレンオキシド、インド産アーユルヴェーダハーブサプリメントのエチレンオキシド(複数あり)、米国産野生動物飼料用ピーナッツのアフラトキシン、中国産ハーブ抽出液のピロリジジンアルカロイド、ブラジル産鳥エサ用ピーナッツのアフラトキシンB1、中国産PTFEコーティングされたオーブン皿のグローバル溶出テスト中の変質、パキスタン産米のクロルピリホス、エジプト産冷凍角切りペッパーのファモキサドン及びプロパルギット、タイ産鶏肉調理品の塩素酸塩(複数あり)、オーストラリア産アーモンドのアフラトキシン、中国産食品接触物質の法定限度を超えたホルムアルデヒド、インド産ワサビノキ(Moringa oleifera)の未承認物質モノクロトホス(複数あり)、ウガンダ産トウガラシのラムダ-シハロトリン、ウガンダ産トウガラシのシペルメトリン、米国産ピーナッツのアフラトキシン、ウクライナ産冷凍ラズベリーのプロパルギット、ケニア産有機粉末コーヒーのオクラトキシンA高含有、

 

[WHO]鉛中毒

Lead poisoning

11 August 2023

https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/lead-poisoning-and-health

主な事実

・鉛への暴露は全身に影響を及ぼす可能性があり、特に幼児及び妊娠可能年齢の女性に有害である。

・体内の鉛は脳、肝臓、腎臓及び骨に分布する。鉛は歯と骨に貯蔵され、時間とともに蓄積する。ヒトの暴露は通常、血液中の鉛の測定によって評価される。

・骨中の鉛は妊娠中に血液中に放出され、発育中の胎児への暴露源となる。

・有害な影響がないことが知られている鉛の暴露レベルはない。

・鉛暴露は予防可能である。

概要

鉛は、地殻に含まれる天然の有害金属だ。その広範な使用は、世界の多くの地域で広範な環境汚染、ヒトの暴露、重大な公衆衛生問題を引き起こしている。環境汚染の重要な鉛の発生源は、鉱業、製錬、製造、リサイクル活動及び幅広い製品での使用で、鉛消費の大部分は、自動車用鉛蓄電池の製造への使用である。しかし、顔料、塗料、はんだ、ステンドグラス、鉛結晶ガラス製品、弾薬、セラミック釉薬、ジュエリー、おもちゃ、伝統的な化粧品及び医薬品などにも使用される。鉛を使用したパイプを介する飲料水には、鉛が含まれている場合がある。幼児は、鉛の毒性作用に対して特に脆弱であり、特に脳と神経系の発達に対して、深刻で永続的な健康への有害影響を受ける可能性がある。鉛はまた、高血圧、心血管障害、腎障害のリスク増加など、成人に長期的な害をもたらす。妊娠女性が高濃度の鉛にさらされると、流産、死産、早産、低体重児出産の原因になる。

暴露源及び暴露経路

ヒトは、職業及び環境から鉛に暴露されることがあり、主に次の原因がある。

例えば、製錬、リサイクル、鉛入り塗料及び鉛入りプラスチックケーブルの剥離、及び鉛入り航空燃料の使用中に、鉛を含む材料の燃焼により発生する鉛粒子の吸入;及び

鉛に汚染された粉塵、水(有鉛パイプから)及び食物(鉛の釉薬又は鉛はんだ付け容器から)の摂取及び手から口に触れる行動からの摂取。

幼児は特定の供給源から摂取した鉛を成人の4~5倍吸収するため、鉛中毒に特に脆弱である。さらに、生まれながらの好奇心や年齢相応の手から口への行動により、汚染された土壌や崩壊した鉛塗料の粉塵および破片など鉛を含む物体を口にしたり飲み込んだりする。一部の国では、電池のリサイクルや採掘によって鉛に汚染された土壌や粉塵への暴露が、幼児の大量鉛中毒と複数の死亡を引き起こしている。

鉛はいったん体内に入ると、脳、腎臓、肝臓、骨などの臓器に分布する。体は鉛を歯や骨に貯蔵し、蓄積する。骨に貯蔵された鉛は妊娠中に血液中に放出されることがあるため、成長中の胎児に影響を及ぼす。カルシウムや鉄などの他の栄養素が不足すると、体がより多くの鉛を吸収するため、栄養不足の子供は鉛の影響を受けやすい。神経系が発達する時期は特に影響を受けやすく、子どもが最もリスクが高い。

小児の健康影響

鉛暴露は小児の健康に重大な影響を及ぼす可能性がある。鉛への高いレベルの暴露では、脳及び中枢神経系が重度の損傷を受け、昏睡、痙攣、死に至ることさえある。明らかな症状を引き起こさない低レベルの暴露では、特に、鉛は小児の脳の発達に影響を及ぼし、知能指数(IQ)の低下、注意持続時間の短縮や反社会的行動の増加などの行動変化及び教育到達度の低下をもたらす。鉛暴露はまた、貧血、高血圧、腎障害、免疫毒性及び生殖毒性を引き起こす。安全な血中鉛濃度はわかっておらず、3.5 μg/dLという低い血中鉛濃度でも、小児の知能低下、行動障害、学習障害と関連する可能性がある。

WHOの対応

WHOは、労働者、子ども、妊娠可能年齢の女性の健康を保護するために加盟国による行動が必要な公衆衛生上の主要な懸念である10種類の化学物質の一つとして鉛を同定した。WHOは、鉛暴露の臨床管理に関するガイドラインを作成し、血中鉛濃度が5 μg/dL以上の個人は鉛暴露の原因を特定し、暴露を減らし、終了させるための適切な措置を推奨している。

鉛入りガソリンの段階的廃止や他の鉛対策により、多くの国で住民の血中鉛濃度が低下した。しかし、2023年3月現在、鉛塗料の規制がある国はわずか48%である。WHOは国連環境計画と「Global Alliance to Eliminate Lead Paint(鉛塗料廃絶のための同盟)」を結成し、すべての国が塗料中の鉛の使用を規制する法律を持つよう奨励している。

WHOは現在、鉛暴露の予防に関するエビデンスに基づいたガイダンスを提供している。

 

[HK]香港特別行政区政府、日本から輸入する食品の食品安全性を強化する

HKSAR Government strengthens food safety of food products imported from Japan

August 23, 2023

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20230823_10454.html

福島原子力発電所の核汚染水を放出するという日本政府の計画を受けて、環境生態局(EEB)、食品環境衛生署の食品安全センター(CFS)農業漁業保護局(AFCD)、香港天文台(HKO)、保健省及び政府研究所で構成される省庁間タスクフォースは、共同記者会見を実施した。日本から輸入される食品の食品安全強化の取り決めと詳細及び日本の核汚染水の放出に対する香港特別行政区政府(HKSAR)の取り組みについて概説した。

食品環境衛生署長のIrene Young氏は、10都市/都県産の水産物の輸入を禁止する食品安全令(命令)を発表したと述べ、2023年8月24日以降に収穫、製造、加工、包装された、東京、福島、千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野及び埼玉の10都市/都県産の水産物はすべて、香港への輸入及び販売が禁止される。これはすべての生、冷凍、冷蔵、乾燥またはその他の方法で保存された水産物、海塩及び未加工または海藻加工食品を含む。

香港への輸入が禁止されていない他の水産物、海塩、日本産の未加工又は海藻加工食品は、CFSが包括的な放射線検査を実施し、ガイドライン基準値を確認する。

さらに、日本からのある種の食品に対する既存の輸入規制措置を継続する。福島県産のすべての野菜、果物、牛乳、乳飲料及び乾燥乳は、香港への輸入が禁止されているが、隣接する千葉、栃木、茨城、群馬の4県産の食品は、日本の当局が発行した放射線証明書と輸出者証明書の添付があれば、輸入が許可されている。また、この5県産の冷蔵、冷凍ジビエ、肉及び家禽肉、卵は、放射線量がコーデックス委員会のガイドラインレベルを超えていないことを示す日本発行の放射線証明書の添付を条件に輸入が許可される。

CFSは今後も輸入日本産食品の検査を強化する。一般消費者が日本産輸入食品の最新の安全性情報をよりよく把握できるように、EEBは香港水域における環境放射線モニタリングと地元の漁獲物の放射性物質検査の結果、日本の輸入食品の放射性物質の検査結果を公表する。香港特別行政区政府は、関連する規制措置や最新の状況について知らせるために、日本の食品輸入業界及び外食産業と緊密に連絡を取り合うこと継続する。

 

[HK]法令違反等

-じゃがいものサンプルの金属汚染物質が基準値超過する

Metallic contaminant exceeds legal limit in potato sample

Thursday, August 24, 2023

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20230824_10456.html

じゃがいものサンプルから基準値0.1 ppmを超過する0.18 ppmのカドミウムが検出される。

 

[FDA]プレスリリース

-Furst-McNess CompanyはMonovet®90(モネンシン)濃度上昇のため、ヤギ用飼料の18% Goat Starterの自主的リコールを実施する

Furst-McNess Company Recalls Goat Starter Because of Possible Monovet®90 (Monensin) Health Risk

August 25, 2023

https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/furst-mcness-company-recalls-goat-starter-because-possible-monovetr-90-monensin-health-risk

Furst-McNess Companyはモネンシン濃度上昇のため、ヤギ用医療飼料18% Goat Starterの自主的リコールを行う。高濃度のモネンシンは、ヤギの腹部の膨満、血尿、息切れ、筋力低下またはけいれん、急速な呼吸、死亡などの兆候や症状を引き起こす可能性があり、非常に高濃度モネンシンに暴露された動物の肉や牛乳を摂取するヒトや動物は、間接暴露のリスクがある。

 

-FDAはツナ缶詰の規格に関する規則案を発行する

FDA Issues Proposed Rule on Canned Tuna Standards

August 24, 2023

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-proposed-rule-canned-tuna-standards

米国食品医薬品局(FDA)は本日、ツナ缶の識別規格と容器の充填基準を改訂する規則案を発表した。

 

-IFSACが2024-2028年の優先事項を発表する

IFSAC Releases 2024-2028 Priorities

August 25, 2023

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/ifsac-releases-2024-2028-priorities

政府間食品安全分析連携(IFSAC)は、疾病管理予防センター(CDC)、FDA、農務省食品安全検査局(FSIS)の連携機関であり、2024-2028年の次期報告書を発表した。最新の科学、データ、手法を活用して、米国における食中毒の原因特定について最も正確で実用的な推定値を生成に取り組む。

 

-FDAはエビ輸入の安全性向上のためエクアドルと提携を締結する

FDA Signs Partnership with Ecuador to Enhance Safety of Shrimp Imports

August 25, 2023

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-signs-partnership-ecuador-enhance-safety-shrimp-imports

FDAは、米国市場向けのエビの食品安全性を強化するため、エクアドルの水産物規制当局と規制パートナーシップ協定(RPA)を締結した。

 

-FDAは提案されている統一したヒト用食品プログラムの初代副長官を任命する

FDA Names First Deputy Commissioner for Proposed, Unified Human Foods Program

August 23, 2023

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-names-first-deputy-commissioner-proposed-unified-human-foods-program

米国食品医薬品局(FDA)は、ヒューマン食品担当の初代副長官にJames “Jim” Jones氏を選出したと発表した。

 

[FDA]若者向けのキャラクター、学用品、玩具及び飲料に似た違法電子タバコの販売を中止するよう小売業者に警告する

Retailers Warned to Stop Selling Illegal E-Cigarettes Resembling Youth-Appealing Characters, School Supplies, Toys, and Drinks

August 23, 2023

https://www.fda.gov/tobacco-products/ctp-newsroom/retailers-warned-stop-selling-illegal-e-cigarettes-resembling-youth-appealing-characters-school

FDAは、若者に魅力的なキャラクター、学用品、玩具及び飲料のように包装された未承認の電子タバコ製品を販売及び/又は流通したとして、オンライン小売業者15社に警告文書を発行した。このような製品は若者の使用を促進する可能性が高い。

<以下15件、家庭内喫煙防止及びタバコ規制法、不純品、不正表示の問題。>

警告文書

-StrikesUSA

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/strikesusa-665300-08232023

-Vape123

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/vape123-665301-08232023

-Apex Vape, Inc

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/apex-vape-inc-665306-08232023

-Best Vapes Store

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/best-vapes-store-665307-08232023

-Mini Cup Vape

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/mini-cup-vape-665304-08232023

-Venture Concepts Group LLC d/b/a High Light Vape Co.

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/venture-concepts-group-llc-dba-high-light-vape-co-665287-08232023

-VR Products I LLC d/b/a eJuiceDB

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/vr-products-i-llc-dba-ejuicedb-665291-08232023

-Spongebob Vape

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/spongebob-vape-663901-08232023

-Finest Ounce Vape Store d/b/a Finest Ounce Vape Malaysia

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/finest-ounce-vape-store-dba-finest-ounce-vape-malaysia-665296-08232023

-Mochivap

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/mochivap-665298-08232023

-The Juice Machine

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/juice-machine-665305-08232023

-Vapestore.to

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/vapestoreto-665289-08232023

-Disposable Vapes Wholesale

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/disposable-vapes-wholesale-665290-08232023

-Vapesstores.com

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/vapesstorescom-665303-08232023

-Titan Star Resources Sdn Bhd. d/b/a Vape Vandal Ltd.

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/titan-star-resources-sdn-bhd-dba-vape-vandal-ltd-663899-08232023

 

[NIH]ニュースレター2023年夏号

ODS Update Summer 2023

August 25, 2023

https://content.govdelivery.com/accounts/USNIHODS/bulletins/36b7ae6

新ディレクター紹介、ダイエタリーサプリメント研究演習録画、ODSセミナー、ダイエタリーサプリメントファクトシートに関する情報等。

 

[ヘルスカナダ]リコール

-さまざまなブランドのカフェイン入りエネルギー飲料は、カフェイン含有量とラベル表示の問題により安全ではない可能性がある

Various brands of caffeinated energy drinks may be unsafe due to caffeine content and labelling issues

2023-08-25

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/various-brands-caffeinated-energy-drinks-may-be-unsafe-due-caffeine-content-and

ヘルスカナダはカフェイン入り飲料を摂取する場合の摂取量に関し、注意を呼び掛ける。リコール情報更新。

 

-Pink Unicorn:対象ロットは表示されない成分を含む可能性がある(リスク分類とリコール理由の更新)

Pink Unicorn: Affected lots may contain undeclared ingredients(updated risk classification and reason for recall)

2023-08-22

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/pink-unicorn-affected-lots-may-contain-undeclared-ingredient-sildenafil-updated-risk

 

-Stiff Rock:対象ロットは表示されない成分シルデナフィル及びタダラフィルを含む可能性がある

Stiff Rock: Affected lots may contain the undeclared ingredients sildenafil and tadalafil

2023-08-23

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/stiff-rock-affected-lots-may-contain-undeclared-ingredients-sildenafil-and-tadalafil

 

[ヘルスカナダ]助言

-未承認の性的強化製品は深刻な健康被害をもたらす可能性がある

Unauthorized sexual enhancement products may pose serious health risks

2023-08-23

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/unauthorized-sexual-enhancement-products-may-pose-serious-health-risks

ヘルスカナダは深刻な健康上のリスクをもたらす可能性のある未承認の性的強化製品について助言する。対象製品の写真あり。製品にレボドパ、プラステロン、シルデナフィル、タダラフィル、ヨヒンビンを含む。

 

-深刻な健康リスクの可能性があるため、グレータートロント地域の店舗から未承認の健康製品を押収する

Unauthorized health products seized from stores in the Greater Toronto Area because they may pose serious health risks

2023-08-22

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/unauthorized-health-products-seized-stores-greater-toronto-area-because-they-may-pose

ヘルスカナダは、トロント市内のAsia Food Mart及びL’Amour Beautyの3店舗から押収した点眼薬、皮膚用軟膏、嚥下用顆粒(扁桃腺や喉の炎症を和らげるため)を含む4つの追加の未承認の健康製品について消費者に警告している。製品には処方薬を含むラベル表示があり、深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある。

 

[CFIA]リコール

-冷凍ティラピア魚が3-アミノ-2-オキサゾリジノンのためリコール

Frozen Tilapia Fish recalled due to 3-amino-2-oxazolidinone

2023-08-23

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/frozen-tilapia-fish-recalled-due-3-amino-2-oxazolidinone

 

[MPI]カンタベリーの家庭用肉殺処理業者と経営者は規制されていない肉を販売したとして8万4500ドルの罰金を科される

Canterbury home kill meat business and owners fined $84,500 for selling unregulated meat

25 August 2023

https://www.mpi.govt.nz/news/media-releases/canterbury-home-kill-meat-business-and-owners-fined-84500-for-selling-unregulated-meat/

カンタベリーの食肉業者とその経営者は、精肉店を通じて規制されていない肉を違法に販売し8万4500ドルの罰金を科せられた。業者は個人向けに娯楽として狩猟した動物を加工することは許可されていたが、その肉を販売することは許可されていなかった。

 

[FSA]消費者向け助言

食品添加物

Food additives

10 August 2023

https://www.food.gov.uk/safety-hygiene/food-additives

情報更新。認可添加物及びEナンバーの更新は以下。

https://www.food.gov.uk/business-guidance/approved-additives-and-e-numbers

 

[COT]COTの会議:2023年9月5日

COT Meeting: 5th September 2023

25 August 2023

https://cot.food.gov.uk/COT%20Meeting%3A%205th%20September%202023

・PETUK Ltd社による食品と接触する物質製造に使うためのリサイクルPET除染工程の評価

・非全粒小麦粉に葉酸を強化することによるアレルギー反応リスクの評価

・ダイオキシンとダイオキシン様PCBsの文献の系統的レビュー

https://cot.food.gov.uk/Systematic%20review%20of%20the%20literature%20on%20dioxins%20and%20dioxin-like%20polychlorinated%20biphenyls%20(PCBs)

・キトサン-第二次声明案

・英国人での二酸化チタン暴露

https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/2023-08/TOX-2023-44%20Titanium%20dioxide%20exposure%20assessment_ACC%20V%20SO.pdf

・ビスフェノールAについての暫定ポジションペーパー

・EFSAによる2023年食品中無機ヒ素の公衆衛生リスクの再評価についてのパブリックコメント募集

https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/2023-08/TOX-2023-46%20%20Summary%20of%20the%20Draft%20EFSA%20Opinion%20on%20Arsenic%20Acc%20V%20SO.pdf

・妊娠中のショウガサプリメント使用の安全性についての第二次声明案

・航空機の客室の空気の質についての第二次声明案

https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/2023-08/TOX-2023-48%20Aircraft%20Cabin%20Air%20statement%20second%20draft%20-%20clean%20ACC%20V%20SO.pdf

・FSA科学助言委員会の作業状況更新

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular 257-23

23 August 2023

https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/Notification-Circular-257-23.aspx

新規申請と提案

・強調表示のための添加糖の定義

 

その他

SMC UK

マウスの妊娠中と授乳中に乳化剤を食べることと子どもの健康リスクの関連を調べた研究への専門家の反応

expert reaction to study looking at association between eating emulsifiers during pregnancy and lactation and health risks in mouse offspring

AUGUST 24, 2023

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-association-between-eating-emulsifiers-during-pregnancy-and-lactation-and-health-risks-in-mouse-offspring/

PLOS Biologyに発表された研究がマウスで母親の乳化剤摂取と子どもの代謝と神経生理学的健康を調べた

Reading大学栄養と食品科学教授Gunter Kuhnle教授

プレスリリースはいくつかの点で誤解を招くものである:乳化剤は多くの食品で使用されていて、超加工ではない食品(卵黄レシチンは多くのレシピで使われている)に使われているし超加工食品全てが乳化剤を含むわけでもない。従ってこの研究は超加工食品の影響w調べたものではなく特定の添加物のグループの影響をみただけである。さらにこの研究のデータは妊婦や授乳中の女性への警告を正当化するほど強くなく、不必要な懸念を生む可能性がある。EFSAを含む規制機関は発達毒性についてのデータも評価している

さらなるコメント:この研究はカルボキシメチルセルロースとポリソルベートについて調べているが、著者も述べているように影響は極めて小さくヒトに宛て余るかどうか言えない。著者はたくさんの検定をしてそのうち僅かだけが統計的有意で、つまり偶然である可能性がある。動物実験はヒト試験と違って事前登録の必要は無く、結果の解釈は困難である。

さらに著者は全く代謝の違うCMCとポリソルベートを組み合わせて調べておりさらに解釈が難しい。この研究で使われているものと食品で使われているものには多くの相違があり結果の解釈が困難である

Aston大学医学部登録栄養士で上級講師Duane Mellor博士

King’s College London胃腸病学専門家登録医で研究員Aaron Bancil博士

マウスでの知見がヒトにあてはまるかどうか言うことはできない

 

-動画

福島のトリチウムの議論

The Fukushima Tritium Controversy

https://www.youtube.com/watch?v=Lu3JScqBaBo

「放射能」という言葉は人々を怖がらせる、「化学物質」という言葉以上に。しかし化学物質同様、ある種の放射能は危険である種のものはそうではない。

福島の原子炉近くのタンクに貯蔵されている水の放出に関してトリチウムが話題になっている。(説明略)日本が少しずつ海に放出する決定をし、専門家がその影響は無視できるとした。私は専門家を信頼する。

 

サワードゥと発酵パンの起源

Sourdough and the origins of leavened bread | The Right Chemistry

https://www.youtube.com/watch?v=lYHn0ity33g

大気・環境中とヒトの手にいる微生物や酵母が違うので世界中でいろいろなサワードゥパンがある。

 

パンダの糞とバイオ燃料

Cup o'Joe-Panda Poop and Biofuels

https://www.youtube.com/watch?v=TTPr61A-MX0

竹のみ食べるパンダの糞から竹のセルロースをグルコースに変えることのできる微生物がみつけられる?