[FDA]FDAは農産物安全規則の下でのスプラウトオペレーションに関するガイダンス案を最終決定し、一部セクションをガイダンス案改訂版として発表する
FDA Finalizes Draft Guidance for Sprout Operations under the Produce Safety Rule, Releases Certain Sections as Revised Draft Guidance
September 28, 2023
米国食品医薬品局(FDA)は、スプラウトオペレーションが農産物安全規則にどのように準拠するかについての推奨事項を概説する最終ガイダンス(2023年最終ガイダンス)と、元の2017年ガイダンス案に代わる別の新しいガイダンス案(2023年ガイダンス案)を発表した。
*事業者向けガイダンス:ヒト食用スプラウトの栽培、収穫、包装及び保管に関する基準(2023年最終ガイダンス)
Guidance for Industry: Standards for the Growing, Harvesting, Packing, and Holding of Sprouts for Human Consumption
*事業者向けガイダンス案:ヒト食用スプラウトの栽培、収穫、包装及び保管に関する基準(新ガイダンス案)
Draft Guidance for Industry: Standards for the Growing, Harvesting, Packing, and Holding of Sprouts for Human Consumption
[FDA]よくある質問:FSMA食品トレーサビリティ規則
Frequently Asked Questions: FSMA Food Traceability Rule
09/28/2023
FDAは、検査及び製品追跡システムに関する情報を追加し、食品トレーサビリティFAQを更新し、FDAが2027年から初期検査をどのように実施するかを説明している。
[MPI]公衆衛生警告:Marlborough Sounds地域の貝類バイオトキシン警告
Public health warning: shellfish biotoxin alert for Marlborough Sounds
29 September 2023
ニュージーランド食品安全はMarlborough Sounds地域で貝類の採取や採れた貝類の消費を控えるよう公衆衛生警告を発した。Okiwa Bay (The Grove)から採取した貝のサンプルで、下痢性貝毒のレベルが安全基準値の3.5倍を超えた。
[HK]法令違反等
-ベルギー連邦フードチェーン安全庁-ベルギーの基準に適合しないレベルのクロルピリホスのため、ベルギーにおけるALIBABAブランドの黒目豆製品のリコールに関する通知。
The Federal Agency for the Safety of the Food Chain of Belgium –A notice regarding a recall of ALIBABA brand Black eye beans product in Belgium was found to contain chlorpyrifos at a level which is not complying with the Belgium standard.
28 September 2023
https://www.cfs.gov.hk/english/rc/subject/files/20230928_2.pdf
[CPSC]NutraceuticalはSolarayリポソーム化マルチビタミンを子どもが開けにくい包装要件不適合のためリコール:中毒リスク
Nutraceutical Recalls Solaray Liposomal Multivitamins Due to Failure to Meet Child Resistant Packaging Requirement; Risk of Poisoning
September 28, 2023
鉄を含むダイエタリーサプリメントで、中毒予防包装法(PPPA)により子どもが開けにくい包装にする必要がある
[RIVM]報告書
-「若いときから健康的食生活を学ぶ」推進計画第2, 3および 4回目の「美味しい食品を求めて外に出かけよう」の評価、2019-2022学年度
Evaluation of ‘Let’s go outside for tasty food’ Rounds 2, 3 and 4 of the promotional scheme ‘Learning to eat healthily from a young age’, school years 2019–2022
28-09-2023
https://www.rivm.nl/publicaties/evaluatie-lekker-naar-buiten-stimuleringsregeling-jong-leren-eten
学校はこの計画に関心が高くポジティブな意見を持っていた。「野菜ガーデン」「調理」「野外調査とゲスト授業」に参加できたが学校が最も関心を持ったのは野菜ガーデンと調理だった。応募した2273学校のうち1177校が資金提供を受け、学生数では156280人に相当する。
-メチルフェニデートの誤用
Misuse use of methylphenidate
28-09-2023
https://www.rivm.nl/en/news/misuse-use-of-methylphenidate
学生が、他人に処方されたADHD用の処方薬を勉強の効率を上げるために使っている。RIVMの下水調査からこの説が支持される
[CDC]迅速統計:18才以上の成人の薬物使用疾患による救急診療率、年齢集団別-全国病院救急調査、米国、2018–2019と 2020–2021
QuickStats: Rate of Emergency Department Visits*,† for Substance Use Disorders§ Among Adults Aged ≥18 Years, by Age Group — National Hospital Ambulatory Medical Care Survey, United States, 2018–2019 and 2020–2021
Weekly / September 29, 2023 / 72(39);1073
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/72/wr/mm7239a6.htm?s_cid=mm7239a6_w
1万人あたりの救急外来は2018–2019の74.4から2020–2021の103.8に増加した。18–34才が最も多い
[EPA]EPAはコミュニティを永遠の化合物からより良く守るためにPFASデータの報告を求める規則を最終化する
EPA Finalizes Rule to Require Reporting of PFAS Data to Better Protect Communities from Forever Chemicals
September 28, 2023
EPAが2021年6月から提案してきた規則がパブリックコメントやレビューを経て最終化された。
TSCA Section 8(a)(7) Reporting and Recordkeeping Requirements for Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances
対象物質や報告すべき事項が記載されている。
EPAは2023年2月時点で少なくとも1462のPFASが現在この規則でカバーされ、そのうち770物質が米国で流通中であると同定している。
[ECHA]ECHAはPFAS制限提案に5600以上のコメントを受け取る
ECHA receives more than 5 600 comments on PFAS restriction proposal
ECHA/NR/23/24 26 September 2023
https://echa.europa.eu/-/echa-receives-5-600-comments-on-pfas-restriction-proposal
欧州経済域でのPFAS制限提案に4400以上の組織、企業、個人がコメントと情報を提供した。
次のステップ
ECHAのリスク評価科学委員会と社会経済解析科学委員会が提案と受け取った情報を評価している。これら委員会が科学的意見を開発し、ECHAは最終意見をできるだけ早期に欧州委員会に提出する。欧州委員会が加盟国とともに制限を決定する。
(EPAと欧州のPFASの定義が違うことに注意。)
論文
-代替医療を使うヒトはリスクと新規性を好み科学を信じない
People who use alternative medicine favor risk and novelty, and distrust science
28-SEP-2023
https://www.eurekalert.org/news-releases/1003002
PLOS Oneに発表されたブリティッシュコロンビア大学の研究によると、カナダ人の40%以上が少なくとも1つ以上のリスクのある代替医療を過去12ヶ月以内に使った。これらの代替医療を使う人々はよりお金持ちで、女性、新規性を好み、リスクをとり、通常の医療に不信感がある傾向がある。
最もよく使われていたリスクのある代替医療は、首のカイロプラクティック手技のような物理療法、有害な可能性のあるハーブや栄養サプリメントであった。10人に一人は有害な可能性のある物質の静脈注射のようなより高いリスクのある手法を行っていた
(これはリスクをとっているつもりではなくてリスクについての間違った情報によってリスク認知が歪んでいるからではないか?)
-Science VOLUME 381|ISSUE 6665|29 SEP 2023
特集 暑さと健康
温暖化による暑さ、インフルエンザやその他感染症、洪水など極端な現象、氷の中に閉じ込められていた過去の病原体が放出されるリスクなど
-Natureニュース
COVIDロックダウンが赤ちゃんの微生物叢を変えた
COVID lockdowns altered babies’ microbiomes
Lilly Tozer 27 September 2023
https://www.nature.com/articles/d41586-023-02994-8
隔離は町内微生物の組成に長く続く影響を与える可能性がある、しかしそれが他の健康状態と関連するかどうかはまだよくわかっていない
ロックダウンベビーの腸内微生物の組成とパンデミック前の乳児のそれとを比べるのは比較的簡単だが、それが健康全体や発達にどう影響するかを明らかにするのは難しい。アレルギーや湿疹リスクが予想されている
その他
-EUの精子、血液、母乳提供への支払い禁止前進
EU ban on payment for sperm, blood and breast-milk donations moves forward
13 September 2023
精子、血液、母乳などの“ヒト由来物質substances of human origin” (SoHO)にお金を払うことを禁止する規制案が欧州議会で承認された。
-コンシューマーラボ
製品レビュー 魚油、オキアミ油、藻油オメガ3 (DHA & EPA)サプリメントレビュー
Fish Oil, Krill Oil, and Algal Oil Omega-3 (DHA & EPA) Supplements Review
September 28, 2023
https://www.consumerlab.com/reviews/fish-oil-supplements-review/omega3/
我々の厳選品を紹介、酸敗した魚油は避けること
このレビューでは3製品が酸敗している可能性があった
(犬猫用製品もある。処方薬より安いのでオススメとか、間違ってると思うがアメリカの事情かも)