[FSA]2023年10月のConsumer Insights Tracker
Consumer Insights Tracker
14 November 2023
食料不足、食料の入手可能性、消費者の懸念、フードチェーンに対する信頼に対する行動と態度に関する調査と消費者への洞察についての毎月の報告。
[FDA]プレスリリース
-「ジムとともに」
On the Road with Jim
11/15/2023
https://www.fda.gov/food/news-events-cfsan/road-jim
FDAのヒト用食品担当の初代副長官であるJames “Jim” JonesがステークホルダーやFDA職員から話を聞くビデオブログを紹介する。
-高濃度の鉛の調査:Cinnamon Applesauceパウチ(2023年11月)
Investigation of Elevated Lead Levels: Cinnamon Applesauce Pouches (November 2023)
November 13, 2023
情報更新。高濃度の鉛のため、2023年10月31日、Wanabana LLCはすべての WanaBana WanaBana Apple Cinnamon Fruitピューレパウチの自主的リコールを開始した。2023年11月9日、Wanabana LLC はリコールの発表を拡大し、Schnucks及びWeisのcinnamon applesaucパウチに関する情報を追加した。2023年11月13日の時点で、FDAに提出されたリコール製品に関連する可能性のある病気の報告は22件である。
-Reagan-Udall財団の報告書とエビデンス・ジェネレーションに関する勧告についてのRobert Califf博士の発言
Remarks by Dr. Robert Califf on the Reagan Udall Foundation's report and recommendations on Evidence Generation
November 14, 2023
Reagan-Udall財団の報告書及びエビデンス・ジェネレーションシステムについてFDA長官Robert Califf博士の発言。
[ODS]ファクトシート更新
-免疫機能と感染症のためのダイエタリーサプリメント
Dietary Supplements for Immune Function and Infectious Diseases
Fact Sheet for Consumers
November 14, 2023
https://ods.od.nih.gov/factsheets/ImmuneFunction-Consumer/
消費者向けシートの追加。
[FDA]リコール
SugarMDs LLCは、表示されないグリブリドとメトホルミンの存在により、Advanced Glucose Supportサプリメントカプセルの全国的な自主的リコールを発表する
SugarMDs LLC Issues Voluntary Nationwide Recall of Advanced Glucose Support Supplements Capsules Due to Presence of Undeclared Glyburide and Metformin
November 15, 2023
SugarMDs, LLCは、Advanced Glucose Supportサプリメントの一部を消費者レベルまで自主的にリコールする。米国食品医薬品局(FDA)の分析により、この製品はグリブリドとメトホルミンで汚染されていることが判明した。
[FDA]警告文書
-Nic Nac Naturals, LLC
NOVEMBER 07, 2023
家庭内喫煙防止及びタバコ規制法(Family Smoking Prevention and. Tobacco Control Act)、不正表示、不純品の問題。FDAは、違法なミントやフルーツフレーバーのニコチンミントを販売する企業に警告する。製品パックや包装が、ミントやキャンディーに似ている。
-Natural Relief Inc.
OCTOBER 18, 2023
未承認の医薬品、不正表示の問題。ハーブ製品、ダイエタリーサプリメントを含む。
[ヘルスカナダ]リコール
-Herbalandブランドのグミビタミン及びサプリメント:製品ラベルが不適切
Herbaland brand gummy vitamins and supplements: Inadequate product labelling
2023-11-14
製品は、必要な表示がほとんど又は全くない状態で販売されていた。
*関連情報
[HK]法令違反等
-包装済み乳製品が食品医薬品(組成成分及び表示)規則に違反
Prepackaged Milk product not in compliance with Food and Drugs (Composition and Labelling) Regulations
Tuesday, NOVEMBER 14, 2023
https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20231114_10625.html
オーストラリア産乳製品の乳脂肪が基準値3.25%を下回る3.15%の検出であった。
[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果
輸入検査管理課
2023.10.27〜2023.11.2
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43351
2023.10.20〜2023.10.26
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43350
2023.10.13〜2023.10.19
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43348
[MFDS] [報道説明] 映像の工場の青島ビールは国内に輸入されていません。
輸入検査管理課 2023-10-23
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43349
- 報道内容
19日、微博(Weibo)に青島ビールを生産する青島第3工場で、男性がビールの原料(麦芽)保管場所に入り小便をかける映像が公開された。
- 説明内容
食品医薬品安全処は、記事に言及された業者の所在地などの情報を駐青島韓国総領事館に派遣された食薬官を通じて確認した結果、当該製造所は青島ビール第3工場であることが確認された。当該製造所は国内に海外製造所*として登録されておらず、同所で製造・生産されたビールは国内に輸入されていない。
* 海外製造所:国内輸入申告前に食品医薬品安全処に海外製造所を登録することが義務付けられている
[MFDS]受験生と保護者を惑わす食品・医薬品のオンライン不当広告、違法販売に注意してください!
サイバー調査チーム 2023-11-09
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47769
食品医薬品安全処は大学修学能力試験を控え、保護者と受験生の不安心理を利用して食品・医薬品をオンラインで不当広告したり違法販売する行為を10月16日から31日まで集中点検したと明らかにした。
その結果、食品など不当広告掲示物182件、医療用麻薬類「メチルフェニデート」不法流通・販売掲示物200件を摘発し、放送通信審議委員会などに直ちにサイトの接続停止を要請し、管轄行政機関に行政処分を依頼した。
<食品分野>
「受験生栄養剤」、「記憶力改善」、「集中力強化」、「脳栄養剤」などの効能・効果を掲げた食品などの広告投稿を点検した結果、不当広告182件を摘発した。
主な摘発事例としては、該当健康機能食品に認められていない機能性内容である「集中力栄養剤」、「記憶力改善栄養剤」、「頭脳健康」などを広告したり、一般食品を健康機能食品または医薬品と誤認・混同させる 広告などである。
食薬処は今回の点検で健康機能食品に関連する不当広告が多かっただけに、消費者が健康機能食品を購入する際に、製品に表示された健康機能食品認証マークと機能性内容を必ず確認することを要請した。
食薬処は今後も消費者被害を予防するために、国民の関心が高い製品のオンライン広告、不法行為を持続的に点検し積極的に措置する計画である。
<添付> 主な違反事例
[MFDS]不正物質が検出された海外直輸入食品、購入に注意してください!
輸入流通安全課 2023-11-02
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47752
食品医薬品安全処と韓国消費院は、国内外のオンラインショッピングモールなどで性機能改善効果を標榜する海外直輸入食品に対する共同調査を実施した結果、14製品で勃起不全治療剤など不正物質などが確認され、国内搬入を停止するよう措置したと明らかにした。
今回の調査は、勃起不全治療剤成分が含まれた食品など有害な海外直輸入食品の国内搬入を事前に阻止し、消費者の被害を予防するために実施された。
<食薬処-韓国消費院共同調査概要>
√(背景)食薬処と韓国消費院が2015年に締結した相互協力のための業務協約に基づき、海外直輸入有害食品による消費者被害予防のために共同調査を実施
- 毎年共同調査事業需要調査を実施→これまで食薬処購入・検査で有害成分が持続的に確認された性機能改善効果標榜製品を2023年調査対象に選定
※最近3年間、性機能改善効果を標榜する製品、食薬処購入・検査結果(検査/不適合):(‘20) 133/13(9.8%) → (‘21) 104/35(33.7%) → (‘22) 163/75(46.0%)
√(期間)2023年6月~8月(約3カ月)
√(対象)性機能改善効果を標榜する海外直輸入食品のうち医薬品と類似の効能・効果や用法・容量などを表示・広告する製品(20個購入)
√(調査内容)
-(食薬処)成分分析及び製品に対する通関・販売停止(関税庁、放送通信委員会)などの措置
-(消費者院)医薬成分含有の疑いがある海外直輸入食品の選定・購入及び通信販売事業者に製品停止を要請
食薬処は調査対象の合計20製品のうち、関税庁の通関保留で国内搬入が停止された4つ*を除く16製品に対してシルデナフィル、タダラフィルなど勃起不全治療剤と、その類似物質成分など96種(不正物質)の含有有無を検査した。また、国内搬入停止対象原料・成分**が現品に表示されているかどうかも確認した。
* 関税庁が通関段階でイカリソウ、シトルリンなど国内搬入停止対象原料‧成分を確認して通関保留
**「輸入食品安全管理特別法」第25条の3に基づき、国民の健康に有害影響を及ぼす懸念があり、国内搬入を停止する必要がある原料‧成分(麻薬類、医薬品成分など不正物質、食品に使用できない原料‧ 成分など)について 283種を指定‧運営(’23.10月基準)
調査の結果、14製品から国内搬入停止対象原料・成分が確認され、特に10製品は勃起不全治療剤*成分であるシルデナフィル、タダラフィルとこれら成分の類似物質であるスルホニルクロロシルデナフィル、クロロプレタダラフィル、デメチルタダラフィル、ビスプレノルタダラフィルが検出された。
* 食品から検出されてはならない不正物質で、国内で誤用・乱用の懸念がある医薬品として管理しており、過剰服用する場合は血圧減少、失神などを招く恐れがあるため注意が必要
食薬処は該当製品に対して関税庁に通関保留を要請し、放送通信委員会にオンライン販売サイトへのアクセス停止を要請するなど、国内に搬入されないよう措置した。また、韓国消費院は事業者定例協議体*を通じて通信販売事業者に該当有害食品を販売しないよう要請した。
* 韓国消費院と家電・浄水器・衛生用品・化粧品・流通など13分野の計146業者が産業別消費者安全問題に先制的に共同対応し、危害予防のための多様な活動のために発足
また、食薬処は消費者が海外直輸入食品を正しく購入できるよう、国内搬入停止対象原料・成分が確認された海外直輸入食品情報などを公開する、食品安全国ホームページの「海外直輸入食品オール(ALL)」に有害成分が確認された14製品情報を追加した。
<海外直輸入食品オール(ALL)>
√海外直輸入食品オール(ALL)ホームページの「海外直輸入有害食品リスト」で、計3,394
製品*(’23.10月基準)に対する製品名、製造業者、有害成分、製品写真など詳細情報を提供
* 今回の調査結果で有害成分が確認された14製品を含む
√ ①食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr)から「海外直輸入食品オール(ALL)」にアクセス/②食品安全国>有害・予防>海外直輸入情報>海外直輸入食品オール(ALL)
参考までに食薬処は、「海外直輸入食品は消費者が自家消費を目的に購入し海外販売者から直接配送される製品で安全性が検証されていない」とし、「▲消費者は海外直輸入食品を購入する際には必ず「海外直輸入食品を正しくホームページ」で、▲国内搬入停止対象原料・成分が含まれた製品かどうかをまず確認し、▲海外直輸入有害食品に登録された製品は購入しないことを要請する」と明らかにした。
食薬処と韓国消費院は、今後も購入頻度の高い多消費海外直輸入食品に対する安全性検査を継続実施するなど安全管理を強化し、海外直輸入食品を購入する際の注意事項と有害成分情報を持続的に提供するなど協力を強化する。
<添付> 国内搬入停止対象原料‧成分を確認した製品(14件)
[MFDS] [報道参考] 食品放射能検査体験プログラム申請してください!
農水産物安全政策課 2023-11-01
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47747
食品医薬品安全処は水産物など食品放射能安全管理に対する理解を助け、放射能検査に対する正しい情報提供のために今年12月まで「食品放射能検査現場体験プログラム」を追加で運営すると明らかにした。
今回の体験プログラムには、食品放射能検査などに関心のある国民なら誰でも参加でき、食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr)から希望する体験日程を選択して申請できる。
体験プログラムは計4回、120人を対象に行う予定で、食薬処が指定した民間食品放射能検査機関で実施する計画である。
参考に7月から9月まで給食従事者、消費者食品衛生監視員など300人余りを対象に放射能検査体験プログラム運営の結果、国内放射能安全管理システムに対する理解を助け、国内流通水産物に対する国民の安心を高めることができた。
[MFDS] [報道参考] アフラトキシンが超過検出された「煎りピーナッツ」の回収措置
食品管理総括課 2023-10-31
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47740
食品医薬品安全処は、食品小分け業者が小分・販売した「国産煎りピーナッツ(食品タイプ:ピーナッツ又はナッツ類加工品)」からアフラトキシンが基準値(総アフラトキシン(B1、B2、G1、G2 の合計)15.0 μg/kg 以下(ただし、B1は10.0 μg/kg 以下))より超過検出(31.9 μg/kg(29.1 μg/kg))されたため、該当製品を販売中止して回収措置する。
[CDC]アメリカ人の3人に1人以上は2型糖尿病リスクが高いが、帰結を変えることは可能
More Than One in Three Americans are at Increased Risk for Type 2 Diabetes, but Changing the Outcome is Possible
November 14, 2023
https://www.cdc.gov/media/releases/2023/p1114-adult-diabetes.html
世界糖尿病デーに、新しい国の公共広告はリスク啓発と健康的ライフスタイル変更が前糖尿病を元に戻すのに役立つと薦める
前糖尿病リスクテストをして、ハイリスクだったら病院で血液検査をして診断するよう促す
前糖尿病リスクテスト
https://doihaveprediabetes.org/take-the-risk-test#/
(体格指数と血圧、家族歴、運動習慣、年齢等をきかれる)
[IARC]超加工食品はがんと心代謝多疾患罹患リスク増加に関連する
Ultra-processed foods are associated with increased risk of cancer and cardiometabolic multimorbidity
14 November 2023
IARCの研究者が参加した研究がThe Lancet Regional Health – Europe.に発表された
(このプレスリリースには論文に書いてないことを言っているところがあり、バイアスを隠そうともしない。)
[USDA] APHIS連邦特定エージェント計画2022年次報告書発表
Publication of the 2022 Annual Report of the Federal Select Agent Program
Nov 15, 2023
報告書やインフォグラフィクスは以下から
Federal Select Agent Program
https://www.selectagents.gov/resources/publications/annualreport/2022.htm
(毒素や病原体)
[USDA]APHISはレビューのために提出された12の異なる植物はバイオテクノロジー規制の対象外であることを発見
APHIS Finds That 12 Different Plants Submitted for Review Are Not Subject to Its Biotechnology Regulations
Nov 14, 2023
https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/rsr-12-plants
以下の遺伝子組換え
・Bayer Crop Science社の除草剤(グルホシネート、ジカンバ、2-4-D、メソトリオン)耐性大豆
・Bioheuris, Inc., 社の除草剤(オーキシン、2-4-D)耐性大豆
・Inari Agriculture, Inc.社の植物構造を変えたトウモロコシ
・Insignum AgTech社の真菌感染に迅速に反応するようにしたトウモロコシ
・Mazen Animal Health, Inc.社の酵素量を変更しグルホシネート耐性にしたトウモロコシ
・Pairwise Plants Services, Inc.社の風味改善のために辛さを変え、葉や茎の突起を減らすために派生物/組織構造を変えたたブラウンマスタード
・Tropic Biosciences社の褐変しないバナナ
・Yield10 Bioscience, Inc.社の除草剤耐性カメリナ4つ
詳細は以下から
Regulatory Status Review Table
Last Modified: Nov 14, 2023
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/regulatory-processes/rsr-table/rsr-table
[USDA]APHISは遺伝子組換え植物としての除外要件さらに5つを提案
APHIS Proposes Five Additional Exemptions for Modified Plants
November 14, 2023
https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/brs-340-exemptions
1.二倍体あるいは同質倍数体植物の単一遺伝子座位の一つから全ての対立遺伝子の、あるいは異質倍数性植物の相同染色体の最大4対までの単一遺伝子座位の一つあるいは両方のコピーの、機能損失変異(遺伝子の機能を無くしたり減らしたりする変異)の組み合わせ
2.一つ以上の染色体の単一連続欠失のある二倍体あるいは同質倍数体植物
3.これまで二倍体植物にのみ除外が認められていた変異を含む同質倍数体植物
4.異なる遺伝子座位にこれまで個別に除外されていた変異が同時にあるいは連続して最大4つまである植物
5.既に除外状態が確認されて生産・栽培されてきた植物が、その後除外要件に従って改変されたもの
[WHO]出版物 タバコと慢性閉塞性肺疾患(COPD)
Tobacco and chronic obstructive pulmonary disease (COPD)
14 November 2023
https://www.who.int/publications/i/item/9789240084452
WHOタバコの知識の要約シリーズの8番目
[FTC]FTCは二つの業界団体と一ダースのインフルエンサーに、アスパルテームや砂糖の摂取を促すソーシャルメディア投稿について警告
FTC Warns Two Trade Associations and a Dozen Influencers About Social Media Posts Promoting Consumption of Aspartame or Sugar
November 15, 2023
文書はインフルエンサーが企業からお金をもらったことを適切に開示していなかったという
アメリカ飲料協会(AmeriBev)とカナダ砂糖研究所に対して、それぞれアスパルテームと砂糖含有製品の安全性を宣伝するためにインフルエンサーを雇ったことを適切に開示しなかったことに懸念を表明する文書を送った。
AmeriBevの件は10人の、カナダ砂糖研究所の件は2人のインフルエンサーに個別に警告文書が送付されている
(全く開示しなかったというより曖昧な表現だったり小さい字で書いてあったりどこからお金をもらったのかが明示されていなかったりでわかりにくいことが問題視されている。ありがち)
[EU]InvestEU: EIBは雄のひよこの殺処分を止めるためにIn Ovoに4000万ユーロを貸す
InvestEU: EIB lends €40 million to In Ovo to stop culling of male chicks
3 November 2023
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_23_5381
In Ovo社の“Ella”技術の規模拡大のための投資。この技術は孵化する前に雌雄を識別してひよこになってから殺処分することを防ぐもの。
参考
OUR SOLUTION TO END CHICK CULLING
受精後9日の卵から微量の検体を採取し高速質量分析で雌雄識別マーカーを検査し雌の卵だけを孵卵器に戻す
論文
-糖尿病予防計画テストされる
Natureニュース
Diabetes prevention programme put to the test
15 November 2023 Edward W. Gregg & Naomi Holman
https://www.nature.com/articles/d41586-023-03431-6
因果関係を示す根拠が、糖尿病発症リスクのある人を全国ライフスタイル変更計画に参加させると健康が改善することを示した-ただし参加者が継続した場合のみ
過去7年、イングランドは2型糖尿病予防において世界で最も大胆なやり方の一つを採用してきた。この計画は糖尿病発症リスクの高い成人に、食生活を改め、運動を増やして健康体重になるよう助言する。
これまで約30年のRCTでは構造的ライフスタイル介入が2型糖尿病リスクを下げることが示されてきた。またそのような介入は新呼吸器系フィットネスや身体機能を改善し、慢性腎疾患や鬱のような糖尿病合併症の発症を減らす可能性もある。しかし多くの専門家がその規模拡大には疑問を提示していた。
政策によってリスクのある集団の個人に予防対策を提供している医療システムは数が少ない。低から中所得国でそうした対策がとられる可能性は低い。さらにこのような対策の有効性を研究するのはランダム化されていないことや参加者のバイアスのため課題が多い。
LempらはNHSの糖尿病予防計画の有効性を測定するためにこうしたいくつかの課題に対処した。
(長い解説略)
Quasi-experimental evaluation of a nationwide diabetes prevention programme
Julia M. Lemp et al., Nature (2023)
https://www.nature.com/articles/s41586-023-06756-4
-妊娠中の大麻使用は有害出生アウトカムに関連
Cannabis use during pregnancy is associated with adverse birth outcomes
16-NOV-2023
https://www.eurekalert.org/news-releases/1007712
Addictionに発表されたメタ解析。世界的に生殖年齢の女性の大麻使用が増加しているため文献が増えている。