2024-02-27

[FSS]食品犯罪防止戦略計画2024-27

Food crime prevention strategic plan 2024-27

26 February 2024

https://www.foodstandards.gov.scot/publications-and-research/publications/food-crime-prevention-strategic-plan-2024-27

スコットランド食品基準局の食品犯罪防止戦略計画2024-27についての情報。

*Food crime prevention strategic plan 2024-27

https://www.foodstandards.gov.scot/downloads/Food_crime_prevention_strategic_plan_2024-27.pdf

 

[FDA]動物用食品及び飼料

Animal Food & Feeds

02/15/2024

https://www.fda.gov/animal-veterinary/products/animal-food-feeds

 米国食品医薬品局(FDA)のCVM:Center for Veterinary Medicine(動物用医薬品センター)が安全な動物用食品(飼料)の供給のために行うことを紹介する。

 

[FDA]ペットフード

Pet Food

02/15/2024

https://www.fda.gov/animal-veterinary/animal-food-feeds/pet-food

 FDAが規制するペットフードの規則について紹介する。

 

[HK]法令違反

-CFSはスーダン染料を含む疑いのある包装済み輸入ポークフロス製品を消費しないよう国民に注意を呼びかける

CFS urges public not to consume imported prepackaged pork floss product suspected to contain sudan dyes

Monday, February 26, 2024

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20240226_10864.html

 食品安全センター(CFS)は、台湾産のある種の包装済み輸入ポークフロス製品を消費しないよう国民に呼び掛けた。製品には、食品使用が許可されていない着色料であるスーダン染料が含まれている可能性がある。

 

-台湾台中市食品医薬品安全局より- 成分にスーダン染料Ⅲが含まれているため、台湾のJinanji (金安記)「香辣豬肉乾」豚肉製品のリコールに関する通知

Office of Food and Drug Safety, Taichung City of Taiwan – A notice regarding a recall of Jinanji (金安記)「香辣豬肉乾」pork products in Taiwan due to the presence of sudan dye no.3 in the ingredients.

26 February 2024

https://www.cfs.gov.hk/english/rc/subject/files/20240226_4.pdf

 

- Miaoli郡公衆衛生局より- 成分にスーダン染料Ⅲが含まれているため、台湾のHsin Hao (鑫豪)「菜䔕餅」及び「白胡椒棒」製品のリコールに関する通知

Miaoli County Public Health Bureau of Taiwan – A notice regarding a recall of Hsin Hao (鑫豪)「菜䔕餅」 and 「白胡椒棒」 products in Taiwan due to the presence of sudan dye no.3 in the ingredients.

26 February 2024

https://www.cfs.gov.hk/english/rc/subject/files/20240226_3.pdf

 

-きのこのサンプル中の金属汚染が基準値を超過する

Metallic contaminant exceeds legal limit in mushroom sample

Monday, February 26, 2024

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20240226_10861.html

きのこのサンプルから基準値0.1 ppmを超過する0.16 ppmのカドミウムが検出される。

 

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課

2024.2.8~2024.2.15

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43368

2024.2.2~2024.2.7

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43367

 

[MFDS]非食用輸入冷凍イワシを食用と偽って販売した水産物流通業者を摘発

危害事犯中央調査団 2024-02-15

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=48045

食品医薬品安全処は、非食用(餌用)に輸入したメキシコ産冷凍イワシを一般飲食店などに食用と偽って販売した水産物流通業者代表を「食品衛生法」違反の疑いで摘発し、検察に送致したと明らかにした。

  食薬処は国立水産物品質管理院済州支部から非食用輸入冷凍イワシを一般飲食店、小売業者などに販売する水産物流通業者があるという情報が提供され、昨年12月から捜査に着手した。

   食薬処は「食用水産物の輸入は食薬処への輸入申告後、鉛、カドミウム、水銀、ベンゾピレン、ヒスタミン項目などの検査を受けて基準に適合した場合は国内に搬入できるが、非食用水産物の場合は食薬処の輸入検査を受けておらず食用に対する安全性を確認できない」と明らかにした。

<添付>

  1. 犯罪及び水産物輸入手続きの模式図
  2. 非食用冷凍イワシを食用として販売した内訳
  3. 関連写真(製品、調理食品)
  4. 関連製品動画(別途添付)

 

[MFDS]旧正月用食品の一斉点検の結果、違反業者122カ所を摘発・措置

食品管理総括課 2024-02-07

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=48034

食品医薬品安全処は、旧正月用食品の安全管理のため、プレゼント・祭祀用として国民が多く購入する餅、韓菓、健康機能食品、畜産物(包装肉など)、伝統酒などを製造・輸入・調理・販売する業者総計5,436カ所を対象に合同点検を実施した結果、「食品衛生法」と「畜産物衛生管理法」などに違反した122カ所を摘発し、管轄地方自治体などに行政処分を要請した。

❶合同点検の結果

食薬処は点検対象業者の衛生管理全般について点検し、特に作業場内の衛生管理状態、未登録(申告)製造・販売、消費(流通)期限経過製品の使用・販売、健康診断の実施可否などについて集中的に点検した。

点検の結果、食品分野(加工食品、健康機能食品など)の主な違反内容は、▲健康診断未実施(37カ所)、▲衛生的取扱基準違反(18カ所)、▲営業者遵守事項違反(13カ所)、▲自家品質検査違反(8カ所)、▲表示基準違反(4カ所)、▲その他(10カ所)である。

畜産物分野の主な違反内容は、▲健康診断未実施(7カ所)、▲営業者遵守事項違反(7カ所)、▲衛生教育未実施(4カ所)、▲自家品質検査違反(3カ所)、▲自主衛生管理基準違反(3カ所)、▲表示基準違反(3カ所)、▲消費期限経過畜産物販売など(2カ所)、▲その他(3カ所)である。

❷収去検査の結果

国内流通中の、▲韓菓・餃子・伝統酒などの加工食品、▲餅類・チヂミ・天ぷら類など調理食品、▲農・畜・水産物など計2,362件を回収し、残留農薬、重金属、食中毒菌の項目を集中検査した結果、現在まで検査が完了した1,671件*は基準・規格に適合し、1件**は不適合判定され、管轄官庁で行政処分及び廃棄する予定である。

* 検査中の690件については、検査結果に応じて措置予定

** 不適合項目:菓子「酸価」基準超過

❸通関検査の結果

通関段階で、▲果菜加工品(ゆでワラビ)などの加工食品、▲剥きキキョウ根、剥き栗、味付け肉、スケソウダラ、エビなどの農・畜・水産物、▲ビタミン・ミネラルなど健康機能食品など計736件を対象に重金属、動物用医薬品、残留農薬などに対する精密検査を実施した結果、現在まで検査が完了した628件*は基準・規格に適合し、2件**が不適合判定され、輸出国への返送又は廃棄などの措置を取る計画である。

* 検査中の106件については、検査結果に応じて措置予定

** 残留農薬(エトキシキン)、重金属(ヒ素)基準値異常検出

食薬処は、今後も名節など特定時期に消費が増加する食品などに対する事前点検を実施し、食品事故予防に最善を尽くす。

 

[MFDS]糖類加工品を健康機能食品のように誤認させる不当広告など138件を摘発・措置

サイバー調査チーム 2024-02-05

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=48025

食品医薬品安全処は、オンライン上で多く販売されている錠剤・カプセル形態の糖類加工品*販売掲示280件に対して、健康機能食品と誤認・混同させる広告など不当広告の有無を集中的に点検した結果、「食品等の表示・広告に関する法律」に違反した138件を摘発し、該当プラットフォーム会社に掲示物へのアクセス停止と管轄地方自治体に行政処分を要請した。

* 糖類加工品(食品タイプ):砂糖類、ブドウ糖、果糖類、飴類、糖シロップ類、オリゴ糖類、蜂蜜類などを主原料として加工したものをいう(ただし、別に基準及び規格が定められているものはその基準・規格による)。

最近、錠剤又はカプセル形態の糖類加工品を疲労回復など機能性のある健康機能食品のように広告するなど、不当広告事例が相次いで摘発されたことにより、食薬処は消費者被害を予防するために今年1月に点検を実施した。

主な摘発内容は、▲一般食品を健康機能食品として誤認・混同誘導広告(55件、39.9%)、▲偽・誇張広告(40件、29.0%)、▲疾病予防・治療に対する効能・効果があると誤認・混同誘導広告(21件、15.2%)、▲消費者を欺瞞する広告(13件、9.4%)、▲一般食品を医薬品と誤認・混同誘導広告(9件、6.5%)である。

<摘発事例>

(健康機能食品誤認・混同)「疲労回復」、「抗酸化」、「血糖調節」などの機能性があると広告し、健康機能食品として認識させる広告

(偽・誇張)「血管を弾力がありやわらかく」、「低下した生体機能の回復」など身体組織の機能・作用・効果・効能について表現した広告

(疾病予防・治療効能)「がん」、「糖尿病」などと広告し、病気の予防・治療に効能があると認識する恐れのある広告

(消費者欺瞞)「スーパーフード」など定義と種類(範囲)が明確ではなく、客観的・科学的根拠が十分でない用語を使用して他の製品より優れた製品と消費者を誤認・混同させる広告

(医薬品誤認・混同)「点滴」などの医薬品として認識させる広告

今回の点検の結果、一般食品を健康機能食品と誤認させる不当広告が多数摘発され、食薬処は消費者にオンライン上で機能性を認められた「健康機能食品」製品を購入しようとする際、製品に表示された「健康機能食品認証マーク」を確認して購入することを要請した。

購入前の製品リストの確認方法

(健康機能食品)食品安全国ホームページ(https://www.foodsafetykorea.go.kr)>食品・安全 >健康機能食品 >健康機能食品検索

<添付>

  1. 主な違反事例
  2. カードニュース

 

[Defra]英国は世界初の国連に支持された循環経済研究センターをつくる

UK to establish world’s first UN-backed centre for circular economy research

27 February 2024

https://www.gov.uk/government/news/uk-to-establish-worlds-first-un-backed-centre-for-circular-economy-research

Robbie Moore資源大臣が発表。2024年4月公式開設。

 

[EPA]EPA、住宅・都市開発省(HUD)、保健福祉省(HHS)は鉛暴露リスクに対応するより頑健な協力のために省庁間誓約を発表

EPA, HUD and HHS announce interagency commitments to more robust collaboration on addressing risks of exposures to lead

February 26, 2024

https://www.epa.gov/newsreleases/epa-hud-and-hhs-announce-interagency-commitments-more-robust-collaboration-addressing

合意は鉛中毒を予防するための全政府アプローチへの献身を強固にする

(鉛の主な暴露源は鉛塗料を使った古い家)

 

論文

-非犯罪化後に中毒センターへのマジックマッシュルームの問い合わせが急増、研究が発見

Poison center calls for ‘magic mushrooms’ spiked after decriminalization, study finds

26-FEB-2024

https://www.eurekalert.org/news-releases/1035421

2018年から2022年の間に青少年で3倍、若年成人で2倍になった

Journal of Adolescent Health

 

-タトゥーインクはボトルに表示されている成分と一致しない

Tattoo inks don’t match the ingredients listed on the bottle

26-FEB-2024

https://www.eurekalert.org/news-releases/1035512

タトゥーを入れるとき、あなたは何を皮下に入れているのか知っている?Binghamton大学の新しい研究によると、タトゥーインクの成分表示は実際に含まれるものと一致しない。

Analytical Chemistryに発表された米国で市販されているタトゥーインクの分析結果。

9つのメーカーの54のインクを分析したところ45で表示されているものと違う色素が入っていたり表示されていない添加物が含まれるなどの大きな違いがあった

 

-最新の科学がプラスチックや農薬やその他に由来する内分泌攪乱物質が世界の健康の脅威となっていることを示す

Latest science shows endocrine disrupting chemicals in plastics, pesticides, and other sources pose health threats globally

26-FEB-2024

https://www.eurekalert.org/news-releases/1035643

内分泌学会が国際汚染物質廃絶ネットワーク(IPEN)と共同で報告書「内分泌攪乱物質:ヒト健康への脅威」を発表した。

ENDOCRINE DISRUPTING CHEMICALS: THREATS TO HUMAN HEALTH

https://www.endocrine.org/-/media/endocrine/files/advocacy/edc-report2024finalcompressed.pdf

ナイロビでの国連環境総会(UNEA-6)会合中に発表され、国連環境計画とWHOによる、今年後半に予想される2012年の内分泌攪乱物質報告書更新を見込んだものである

(完全に活動家ムーブ。いつからグリホサート、ヒ素と鉛、PFASが内分泌攪乱物質になったのか?内分泌攪乱物質の定義がそもそも「ホルモン作用にどんなことでも影響するもの全て」なので何の意味も無い)

 

-Natureニュース解説

「画期的」アレルギー薬:注射が重症食物反応から守る

‘Breakthrough’ allergy drug: injection protects against severe food reactions

26 February 2024 By Sara Reardon

https://www.nature.com/articles/d41586-024-00586-8

喘息治療薬オマリズマブがピーナッツやその他の食品への危険なアレルギー反応リスクを減らせることを研究が示唆

New England Journal of Medicineに発表された研究で、ピーナッツと他に少なくとも2つの食品に重症のアレルギーのある3人の成人と1-17才の177人の子どもたちにオマリズマブ治療を行った。治療から約4ヶ月後、治療群の67%は2-3個のピーナッツ相当量を有意な症状無く飲み込むことができた、プラセボ群は7%だった。オマリズマブは他の食品への耐性も同様に上げるようだった。この根拠でFDAは今月初めにオマリズマブを食物アレルギーの治療用に認可した。

Natureはこの新しい治療法の期待と限界、そして将来の食物アレルギー治療法について探った。

・オマリズマブの作用機序は?

ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体なのでIgEを標的とする。2-4週間に一回注射が必要で一回あたり1400ドル以上

・他の治療法との違いは?

これまでFDAが認可した食物アレルギー治療法はピーナッツタンパク質粉末のみ

・限界は?

寄生虫感染、反応の閾値を上げるだけでアレルギーでなくなるわけではない

・わかっていないことは?

反応の重症度への影響はわからない、効果が人により大きく異なる理由

・他の開発中の食物アレルギー治療は?

現在デュピルマブ、アブロシチニブを試験中。他に生後4ヶ月の乳児に8つのアレルゲンを少量投与するなど。

 

その他

-Edzard Ernst

調査はいわゆる代替医療の悩みの種である

Surveys are the bane of so-called alternative medicine

Monday 26 February 2024

https://edzardernst.com/2024/02/surveys-are-the-bain-of-so-called-alternative-medicine/

いわゆる代替医療(SCAM)の文献を探ると質の低いアンケート調査が多いことに私はしばしば苦情を述べてきた。最近みつけた例は、再びこのような調査がどうして無駄なのか説明するのに適している。

文献:モロッコの多発性硬化症患者における伝統および代替医療の使用

非現実的だがこの調査が理想的に完璧に行われたと想定しよう。そこから得られる情報が意味があるものだとして、同時に以下を考慮する必要がある:

・地球上にはモロッコ以外に200以上の国がある

・多発性硬化症以外にSCAMが使われる病気は1000ほどあるだろう

・SCAMにはおそらく100ほどの異なる定義があり異なる手順が含まれる

つまり、それだけで出版するほど重要な調査は20 000 000ほどになる。さらにSCAMの状況は相当早く変化するので、最新のものにするためにはこれら2000万件の調査を2-3年ごとに更新しなければならない。そのために必要な研究グループは20万で雑誌は2万必要であろう。

「私たちの調査はyzに住むxy患者がSCAMを多く使っていることを示した。これだけ人気であることはSCAMが必要でありより広く提供される必要があることを示唆する」といったような結論の何百万もの論文の作るのは無意味な努力だろう

(ついでに使われているから効果がある、ということはない。中世の瀉血とか、赤ちゃんの夜泣きに歯の痛み止めとか)

 

-Senseaboutscience

レクチャーシリーズ:科学、懐疑、そして言論の自由

Lecture series: Science, Scepticism and Free Speech

https://senseaboutscience.org/activities/lecture-series-science-scepticism-and-free-speech/

言論の自由連盟Free Speech Unionと合同で3回のレクチャーを開催する。

・科学とは何で何故我々は注意しなければならないのか?

Alan Sokal 教授、2024年3月27日

・我々はどのようにして医学に疑問を提示することを学ぶのか

Paul Garner教授、2024年4月24日

・圧力を受ける科学:人々の信頼を回復する

Tracey BrownとToby Youngによる対話、2024年5月29日

 

-Pediatricsは恥ずべき。科学者のコメントを拒否した

Shame on Pediatrics. Rejecting Scientist's Comments

- February 18, 2024  Kevin Folta

https://kfolta.blogspot.com/2024/02/same-on-pediatrics-rejecting-scientists.html

2023年12月に雑誌Pediatricsに掲載されたクリニカルレポート「子どもへにGMOを使うこと」については多くの言説があった。貧弱な学識と引用バイアスは警告すべきレベルで、安全なテクノロジーへの反対バイアスは明確だった。

私は編集長のDr. Lewisに手紙を書いたところ、問題の論文のWebに掲載するので意見を提出するよう指示された。それで論文へのレスポンスを提出したのだが、それが掲載されることはなかった。それで私のコメントをここに公表する。

Pediatricsの読者の皆様へ

Abramsらの論文は、信頼できるはずの媒体であっても、如何にしてデマが拡散するかのびっくりするような例である。Pediatricsは尊敬すべき雑誌であるため、それに掲載された論文がある技術を危険だと示唆したら、医師や一般人は注意するだろう。それはいいことである。しかしそのメッセージが何万もの研究の上に構築され、規制機関が認可し、50年も使われてきた科学的合意と逆だったら?問題を混乱させ科学への信頼を毀損するだろう。さらにPediatricsの信用も毀損するだろう。

編集委員の一人で、査読者で著者でもある私は、この論文と科学的コンセンサスとの違いにショックを受けた。この論文は学問的厳密さを欠き、脱落が多く、根拠を伝えるのではなく物語を作ろうとしている。多くの問題があるが、特に目立つのは以下である:

1.中核となる根拠がない。 グリホサートが食事や職業暴露で発がん性であるとの直接的根拠は無い

2.引用バイアス

3.限界を無視

4.ハザートとリスクを区別しない

5.理論的誤謬

これらは問題のうちのほんの一部である。多くの科学者や医師がこの論文をオンラインで批判していて、多くの側面がある。著者らの意図を知ることは不可能だが、使われている用語やメッセージはほぼ有機農業推進事業者のもののようである。

遺伝子組換えに不当なリスクがあるかもしれないという考え方を否定するものではないがその結論は根拠に基づくものであるべき。

私は著者らといつでも議論するだろう。

 

-視点:金銭強奪-EWGが不法弁護士と協力して数十億ドルのジャンク訴訟をおこす方法

Viewpoint: Money grab — How the Environmental Working Group works hand-in-hand with tort lawyers to generate billion-dollar junk suits

Hank Campbell | February 26, 2024

https://geneticliteracyproject.org/2024/02/26/viewpoint-money-grab-how-the-environmental-working-group-works-hand-in-hand-with-tort-lawyers-to-generate-billion-dollar-junk-suits/

2月15日に、残留農薬を含む食品の「ダーティダズンリスト」で有名なEWGが、あまり有名でない雑誌Journal of Exposure Science&Environmental Epidemiologyに塩化クロルメコートがホメオパシーのような濃度で「受胎能力を減らし発達中の胎児に害を与える」と主張する論文を、お金を出して発表した。統計的関連と訴訟を起こすための職人技の研究を使った主張は直ちに訴訟につながることが予想されたが、前もって準備されていなければ不可能なほど早く訴訟がおこされた(2月20日)。その5日のうち3日は週末と祝日であった。つまりたった2日である一人のカリフォルニアの人がQuakerのオールドファッションオーツがヒトを害したという集団訴訟裁判の書類と根拠を確立したというのだ。そんなことは可能ではない。

(以下略)